稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

『月曜から夜ふかし』国体剣道の八百長疑惑について。

2019年07月02日 | 剣道・剣術
TVは観ていないので知らなかったが、7月1日の『月曜から夜ふかし』という番組で
国体での剣道の八百長疑惑が取り上げられたとFacebookで紹介され驚いた。


(月曜から夜ふかし・日本テレビ系)

『月曜から夜ふかし』国体剣道の八百長疑惑にマツコ絶句 連盟は否定も説明に批判殺到
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190702-81039561-sirabee?fbclid=IwAR1X9oIwZpmVKAQ6_3MIJ38JAWuVEl32qAxXKqeXjcgfQRlUzwd8lt2CrIg

消えてしまう可能性もあるので下にコピペしておく。

-----------------------------

■「剣道国体の結果が怪しい」と調査依頼
事の発端は番組視聴者から「剣道国体の結果がちょっと怪しいので調べてほしい」と、調査依頼があったこと。
調べてみると確かにそれは事実で、数十年前から「成年男子・成年女子・少年男子・少年女子」の殆どで国体開催地が優勝しており、八百長疑惑が浮上しているのだという。真相を探るべく、番組スタッフは全日本剣道連盟理事に話を聞くことに。

■理事は八百長を否定
スタッフは国体の結果が記載されたフリップを手に、「これは八百長があったとかではなく?」と突っ込んだ質問を行う。これに対し理事は「ああ、そういうことは一切ないです」と否定し、判定の難しさを力説する。
しかしスタッフは、「開催県に対しての忖度では?」と再質問。すると理事は、
「そういうことは一切ないです。国体の開催県が決まるのが7年ぐらい前。開催県の剣道連盟は5年前から強化が始まる。今年の茨城県も5年前から強化している」
と説明し、八百長を否定した。

■「見えない力」が働く?
続けて理事は、「確実に開催県が試合をやったときには、開催県の目に見えない剣道に必要な能力というものを、フルに彼らは発揮しますよ」と説明。
この発言に村上信五は「うん?」と疑問の声を上げる。さらに今年の国体について理事は、「茨城県が4種別優勝できるかどうか、ここがポイントなんです」と話す。
スタッフが「それって茨城県が優勝するって言ってるようなもんじゃないですか」と返すと、「どっかの種別で必ず優勝します」と断言。「必ずっていうと八百長と思われちゃいます。必ずはダメですよ」と諭すと、「必ずに近いほどですよ。いやいや勉強になりました」と高笑い。
結局番組は、剣道国体で開催地が優勝することについて「開催地がプライドにかけて見えない力を発揮するから」と結論付ける。
VTRを終始無言で見守っていたマツコは小声で「これオンエアしちゃっていいのかな…」と呟く。理事は笑っていたが、「異常」と取られても致し方のない論理だっただけに、マツコは「ヤバさ」を感じたようだった。

■剣道連盟に批判
八百長は否定したものの「開催地は見えない力を発揮するから優勝する」と発言した剣道連盟に、視聴者からは「異常すぎる」「炎上案件」など、批判が殺到している。

■不正行為はないと思われるが…
剣道連盟が「八百長ではない」と否定しているうえ、競技者と思われる視聴者から「開催地が強化をしているのは事実」という声がある以上不正行為はないと思われる国体剣道。
しかし結果が偏っていることや、アマチュアボクシングで特定地域への意図的な贔屓とも思える判定が問題になったことがあるだけに、疑念を抱く人も多いようだ。
ちなみにしらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,363名を対象にした調査では、長年スポーツを見ている60代の8割が「スポーツの試合で判定がおかしいと感じたことがある」と回答している。



放送後剣道連盟への批判は高まっており、「八百長」と感じている人も多い様子。開催地の強化への取り組みと結果への因果関係について、詳細な説明が必要になっているのではないだろうか。

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)

-----------------------------

【感想】

開催県が、奮励努力して、何としてでも優勝するぞと意気込んで、
死に物狂いの努力を続けて優勝することは確かにあるだろう。
記事を見ると「殆ど」という言葉があり「全部」では無いということは救いである。

特に剣道の審判の判定は微妙で判断の難しい部分がある。
しかしだからと言って「白を黒」というような判定は錯誤以外では起きないと信じる。

ただ、人間のすることだから、多少の忖度判定もあったのでは無いか?

国体は「国民体育大会」の略で、
昭和21年から京都を中心とした京阪神地方で開始され、
「広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上を図り、
地方スポーツの振興と地方文化の発展を図ることを目的」としている。

正式競技が37競技で、公開競技として綱引きやゲートボールもある体育祭、
つまり「お祭り」的な意味合いもある国民的な行事なのである。

どのようして忖度判定を行うのかはまったく想像がつかないが、剣道に限らず、
開催県に多少甘くなってしまうのは、ある程度は仕方が無いことのかも知れない。
「開催県さん、ご苦労様でした」というハンディのようなものなのかも知れない。

これは剣道の問題ではなく国体特有の現象ではあるまいか?

お祭りだからと言って、いい加減で出鱈目であってはいけないのだが、
お祭りだから少し加減が甘くなったということはあるのかもなあ・・・

というのが正直な感想である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 工房の改装、あれやこれや(2... | トップ | 詐欺メール、【重要】カスタ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

剣道・剣術」カテゴリの最新記事