稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

地名探索・・登美、富雄、登彌、鳥見(続き)

2020年05月13日 | 旅行や街角メモリー
続きである。

翌日、出勤前に家の近くの神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑に寄ってみた。
ここは自宅から1キロほどの距離だが、その存在はずっと知らなかった。


(富雄川沿いの出垣内バス停近くにバイクを停める)


(神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑と、天忍穂耳神社の案内)


(神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑)


(東征の時に長髄彦を討つおり金鵄を得て、のち鵄邑とした・・とある)


(この碑は皇紀2600年・昭和15年に建たてもの)


(奥まで登ると天忍穂耳神社があった)


(神社は小高い山の上にある)

天忍穗耳尊(あめのおしほみみのみこと)は日本神話に登場する神。
アマテラスの子で、地神五代の二代目。


(そこそこ高低差があり、深い山の中にいるような気にもさせる)

調べてみると長髄彦(ながすねひこ)は、登美能那賀須泥毘古(とみのながすねびこ)。
ここに「登美ヶ丘」の「登美」の文字を発見する。地元の有力者であったそうな。

主君は邇芸速日命(にぎはやひのみこと)で、神武天皇に抵抗したため、
主君の邇芸速日命によって殺されたのだそうな。

神武天皇の東征の話は、地名にあちこち残っていて興味が沸いてきた。
事務所の近くの「盾津」という地名も、盾を並べて防戦した場所だという。

gogleの地図で周辺を調べると、興味深いものがいくつもある。
ヒマを見つけて訪問してみようと思う。


(生駒市上町の鵄(トビ)山バス停)


(饒速日命(にぎはやのみこと墳墓)

邇芸速日命(にぎはやひのみこと)の妻は長髄彦(ながすねひこ)の妹で御炊屋姫(みかしやひめ)である。
御炊屋姫(みかしやひめ)は別名、登美夜毘売(とみやびめ)とも言う。


(ここも毎日通う道のすぐ脇にあるがまだ寄っていない)


(王龍寺は父母の墓がある寺である)(ここにも鵄(トビ)神社があった)

金鵄(きんし)は、『日本書紀』に登場し、神武天皇による日本建国を導いた金色の鵄。
鵄はトビであり、トビ、トミ、トリミは同じものを差している。

ひょんな事から、日本書紀や古事記に興味が出て来た。
日本の神話を読んで、あらためて地名を見ていくと面白いかも知れない。


(師匠の店に寄ってみたがあいにく閉まっていた・・・残念!)
コメント
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