稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

おい!守れよ!信号の無い横断歩道は歩行者優先だぞ!

2018年11月07日 | バイク・クルマ
毎日のように車で通勤しているので車の運転にはうるさいほうだ。
正直言って、交通法規を完全に遵守しているわけでは無いが、
本当に守らねばならないところはきちんと守っているつもりだ。

特に最近気になるのが信号の無い横断歩道である。

ほとんどの車が「信号の無い横断歩道は車優先」と勘違いしている。
知っててやっているなら悪質だが、きっと知らないのだと思う。
(ここでふと「自覚の無い悪癖は直らない」という一昨日の言葉を思い出した)



(横断歩道等における歩行者等の優先)第38条
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車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
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罰則は「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する」とある。

横断ほどの前には◇形のマークがある。30mと50m手前に表示される。
つまり◇形があったら80m先に横断歩道があるよ、ということになる。
◇形マークは「要注意」の印。歩行者、自転車はいないか必ず確認せねばならぬ。

歩行者、自転車がいたら、それは赤信号と同じ意味となるのが交通法規だ。
つまり信号の無い横断歩道で歩行者妨害をしたら、
それは信号無視と同じ交通違反なのである。
マナー違反のレベルでは無い。

以下、ドラレコの画像(2018年11月6日撮影)で説明。
(画像の丸いぼんやりした白いものはカーナビの上に付けた日よけです)


事例その1


(ここは手前の◇形マークが消えかかっているが要注意モードになる必要がある)


(横断歩道を渡ろうとしている人を発見し減速し始める)


(減速し、手で「渡ってください」と合図する)


(車は動いているが、ほとんど停止状態である)


事例その2


(道路上の◇形マークがあるので要注意モードに入る)


(横断歩道を渡ろうとしている人を発見し減速し始める、同時に対向車に気付く)


(この直前、対向車にパッシングして「止まれ」と意思表示した)


(対向車は減速もせず、無視して行き過ぎた)


【思うこと】

原則的に歩行者を見つけた時に一旦停止はしない。
一旦停止をすると、追い越す車やすり抜けるバイクがあるからだ。
減速し、徐行し、周囲の安全を確認してから歩行者に合図するようにしている。
タイヤが止まらないようにするのがコツである。
動いている車を追い越す後続車は少ない。

対向車にはパッシングすると止まってくれる確率は高くなる。
しかし何のことかわかっていない対向車が圧倒的に多い。

夜間は安全の確保が難しいことが多い。
残念だが、安全の確保が難しい時は歩行者を無視することもある。
(夜間は下手に止まると事故を誘発しかねないからである)

止まるほうが正しいのだが、まだまだ「歩行者優先実行派」は少数のため、
逆に、追い越した車が歩行者をはねたり、すり抜けたバイクが歩行者にぶつかったり、
スピードを出した対向車が歩行者や自転車をはねたり・・・
という事故を引き起こしかねないのも事実である。

歩行者優先が当たり前のようになるよう、警察の指導や取り締まりは強化して欲しい。

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この他、スマホ歩き、自転車の無灯火、自転車の信号無視、スマホ自転車、
自動車の無灯火、ウィンカーを出さないで右左折する、スマホ自動車、
テレビを見ながらの運転、ゴミのポイ捨て、などは本当に良く見かける。
時と場合によっては口頭で注意している。

「いつか刺されるよ」と家人からは注意されている。
簡単に刺されるようなことはさせないつもりでもいる。

交通安全も、これまた自分にとっては「道」なのだ。
コメント
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