稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

大阪で初段審査の付き添い(1月14日)

2018年01月15日 | 剣道・剣術
6時に起きて準備して出かけると車は凍っていた。
外気温は-3度。生駒山越えで-4度。寒い日だ。
事務所に寄って喜連瓜破まで剣友を迎えに行く。
そこから府民共済SUPERアリーナ(舞洲アリーナ)まで。

この日は初段から三段までの審査。
剣友は初段の審査。第二会場で見学させてもらった。

実技審査内容は切り返しを1往復(通常の切り返しは2往復)と立ち合い。
時間は全部で1分間ほど。つまり立合いは30秒程度。

ほとんどが遠間からの勢いをつけた相面になる。
ああいうのはどうなのかな?
出小手や摺り上げや返し胴の格好の餌食になるが、
初段だとそういう技はほぼ見かけない。
お互いに30秒間、相掛かりの技ばかりである。

剣友は年齢のせいで最後尾で、奇数のため相手が居ない。
急きょ、5番前の受審者が相手となった。
5番前だと10才若い。これは不利だな。勢いが違う。

案の定、初太刀で振りかぶった自分の鍔に、
下から相手の鍔が当たり、竹刀が吹っ飛んで落としてしまった。
入場から竹刀拾い、元の場所に戻る所作もイマイチ。
竹刀を落とさなければぎりぎりで合格するかもと期待していたが駄目だった。


(竹刀が飛ばされた場面)

動画を良く見て竹刀を飛ばされた原因がわかった。

相面だが、相手の振りのほうが速く、
打ち合った瞬間では自分の竹刀の下に相手の竹刀がある。
この自分の腕が伸びきった状態で、相手は振り上げ状態に入る。
すると相手の鍔は、下から上に、自分の鍔を持ち上げる。
つまり自分の竹刀を手元から前方、そして上方へ引き抜く形になるのだ。
今回は釘抜きで釘を抜くように竹刀がすっぽ抜けたのだ。

まあしかし今後の指導の方針がわかった。
だいたい数ヶ月の経験で初段は無理だったのだ。
今回の失敗の経験は良いことだ。次回は必ず合格したい。


(自宅を出て数分後の手ブレ撮影、OUTSIDEは-3度)


(開始まではみんな素振りや切り返しをしている)


(第二会場で説明を受ける)
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