稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜(1月25日)の稽古(木曜会)

2018年01月26日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年3回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター体育館。
20時から21時過ぎまで。
先週も寒かったが今週の方が寒い。

(盛りだくさんの内容だったので抜けているかも知れない)

まずは素振りから。
振り下ろした時に右手を左手までずらす大きい素振り。
振り下ろした時に右手を左手までずらす普通の素振り。
右手を、ひと拳分前に握ってのずらさない素振り。
振りかぶった頭上で、両腕はなるべく伸ばすように。肘が曲がらないように。

※余談だが、以前に、あるところの師範先生に、
「振りかぶった時には肘は曲げろ(両肘を開け)と指導され閉口した記憶がある。
肘を曲げるクセがつくと肩を使わなくなる。肩を使わない打突に威力は出ない。
肘曲げ素振りは年を取って肩が動かなくなった先生がよくやる方法である。
年取った先生に習っている人は要注意だ。肘は曲げないように。(余談ここまで)

【全体指導】
これ(右手をずらす素振り)をやると左手の作用が身に付く。
両手(両拳)はくっつけて素振りすると、きれいな円弧を描いて自然に振れる。
この両手(両拳)を離しても、同じ円弧を描いて振れるようにしなければならない。

3人一組だが半端になって2人組だった。
ゆっくり大きくリズム感のある切り返し。呼吸法の切り返し。
近間での一拍子の面打ち。ゆっくり大きく。

【個人指導】
円弧を大きくして打つクセが出ている。
これをやると冴えが無くなり相手も痛い思いをする。

気をつけていたが一刀流の切落としのクセが出るようだ。反省。
押し込むような打ちの方も注意されていた。このクセは私もある。反省。

近間での一拍子の、左拳を目元口元まで上げての面打ち。

蝕刃の間から、1回で入って打つのではなく、1回2回と入って打つ面打ち。
2回で入るのは勢いで流れて継ぎ足で打つクセを無くすため。
きっちり止まって打つこと。打つまでは竹刀を上げないこと。

1回だけ入っての面打ち。
右足を出してからの面打ち。
相手の竹刀に乗っていくように。
左足は素早く引き付けるが流れないで打つこと。
左足を引き付けないまま手元を上げてしまわないこと。

前後左右に動いて自分の打ち間に入って面打ち。
相面、出小手、返し胴。返し胴のみの稽古。
1、1、2(いーち、いちに)の返し胴。2の時の足の向きは外側を向くこと。

肩残心(打ってすれ違う時に相手を視線に入れながら振り返って下がる残心)の指導。

【全体指導】
慌てて肩残心してしまうと間合いも近くガチャガチャして見栄えも悪い。
肩残心を意識して落ち着いて間合いを取るように。

指導のあと、落ち着いた肩残心で、みんな見違えるような立派な剣風になる。驚き。

相手の面に対して、1、1、2(いーち、いちに)で、
表から面を打ち返して面打ち。足は1で入って、1、2はトントンと素早く。

相手の面に対して、1、1、2(いーち、いちに)で、
裏から面を打ち返して面打ち。足は1で入って、1、2はトントンと素早く。

相手の面に対して、1、1、2(いーち、いちに)で、返し胴。

【全体指導】
色々な技を試してみて、少しずつでも自分のものにしておくと、
剣道に深みが出来て稽古も楽しくなるという話。

あとは2分間の地稽古を3回。
そして伸びやかな切り返しで終了。
盛りだくさんで学びの多い稽古だった。


(稽古の前、柔軟をしたり素振りをしたり・・・)
コメント
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