田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

水郷柳川の沖端水天宮へ

2023年05月07日 | 柳川

 沖端水天宮大祭の初日に出かけました。前日、石橋文化センターでバラの写真を撮っていたら、シャッターを押した拍子にカメラが故障。この日はコンパクトカメラ持参です。沖ノ端の水天宮は境内といえるものはなく、お堀端に鎮座する小さな神社です。

 神社がある川下り下船場付近です。お堀の両側に露店が並んでいます。浮かんでいるのは三神丸。6艘の船を繋いで舞台を組み立てています。この日は子ども達のお囃子を見に来たのですがまだ準備中でした。そばにある観光案内所で聞いたら実演は夕方からだそうです。船舞台はまた来年の楽しみに取っておきます。

 船舞台の様子は数年前の記事をご覧ください。昼の部はこちら。夜の部はこちらです。

  西福寺の山門。清張映画「張込み」のロケ地です。土砂降りの中、高峰秀子が山門の下で下駄の鼻緒をすげ替えるシーンが撮影されました。雨は消防車のポンプで降らしましたが、当時のお堀の水は汚れていて臭かったそうです。山門は昔のままに残っています。

 「御花」の横の小さな水路に来ました。左手は殿の蔵と呼ばれる立花家史料館、右に行くと露店が並ぶ沖ノ端の下船場です。

 「御花」です。広い庭園も含め国の名勝になっていて、白い洋館は旧藩主立花家の邸宅で明治末の建築。いまは料亭旅館として経営されています。コロナ禍で客が減り史料館の維持が厳しいと聞きました。無料の公衆トイレが閉鎖されていましたが、民間の施設なので仕方ありません。いまは少し持ち直しているのではないでしょうか。この日も大広間では結婚式があっていました。

 「御花」の裏の川下りコースを少し歩きます。

 表に戻ってきました。次から次にどんこ舟が下ってきます。観光客はだいぶ戻って来たようです。川下りは一時は客が途絶えて、船頭さんの雇用問題が取りざたされていました。

 帰り道、城堀の水の落とし口付近で。立花宗茂と誾千代夫人の幟があります。地元では宗茂をNHKの大河ドラマにしようと運動していましたが、どうなったのでしょう。市営駐車場の料金がいつの間にか倍近くになっていて吃驚しました。何でも値上げのご時世ですね。

 今日でゴールデンウイークも終わりです。明日からは学童保育所も再開します。その前に市から連絡が来て、コロナ対策の特別措置が終了するそうです。本人が感染した場合は学童の利用を遠慮してもらいますが、家族が感染しても連絡の必要はなく、利用の制限もしないことになりました。従前のインフルエンザ対策と同じです。

 でもまだ警戒心は消えません。私自身はこの中旬に6回目のワクチン接種をする予定です。出来ることはしておきたいという気持ちです。

 

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2 コメント

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沖端 (FUSA)
2023-05-07 11:14:20
沖端もしばらく行っていません。そろそろ鰻を食べに行きたいのですが。
映画「張込み」は大好きな一本です。西福寺の山門でロケが行われたことは知りませんでした。今度行く時、よく見てきます。
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こんにちは (九州より)
2023-05-07 18:19:31
連休ともあって柳川は賑わいが戻ってきていました。
私のうなぎ初体験は小学生の時、柳川で食べたせいろ蒸しです。今も好物です。
西福寺の山門は撮影当時のままのようです。場所は佐賀市内という設定ですね。
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