田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

ブリヂストン通り

2021年12月27日 | 街角の風景
 久留米城の大手門近く、三の丸があった所に「ブリヂストン通り」と彫られた石碑がある。昭和31年に当時のブリヂストンタイヤが1.2キロにわたる道路を建設し、市に寄付したことが記されている。いまでは市によって通りは延長され、主要な環状道路の一部をなす。  右側はブリヂストンの工場。ここは会社発祥の地であり、マザープラントと呼ばれていた。左手には明善高校のグラウンドやレストランなどの店舗がある。両 . . . 本文を読む
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旧長崎街道 塩田津の町で

2021年12月22日 | 肥前鹿島
    先月の初めに鹿島へ行きました。いつものドライブコースです。いまの季節、道の駅ではカキ焼きが人気です。鹿島から太良町にかけて海沿いを走る国道207号には牡蠣焼きの店が点在していて、別名「カキ焼き海道」と呼ばれます。  有明海は引き潮が始まっていました。干潟では地元の人がガタスキーで漁をしています。長い棒を干潟に突き刺しているので、たぶんワラスボ漁ではないかと思います . . . 本文を読む
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つばき館で早咲き椿展

2021年12月16日 | 季節の花巡り
 草野町の「世界のつばき館」で早咲き椿が展示されています。先日のラジオでサザンカは冬に咲き、椿は春に咲くといっていました。基本的にはそうですが、椿の中には秋から咲き始めるものもあります。   つばき館は大正期の建築をイメージした外観です。 玄関の妻飾りは久留米椿の代表品種「正義(まさよし)」を図案化したもの。  棚には数十点の椿やサザンカが展示されていました。どれも近くの久留米つ . . . 本文を読む
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柳坂曽根の櫨並木と和蝋燭

2021年12月11日 | 耳納北麓
 11月の終わり、柳坂曽根の櫨並木を歩きました。いつも車で通る山辺の道から横目で見ていて、色づいていたので立ち寄りました。今年も櫨まつりは中止になり出店もありません。   櫨は高曽根川沿いに200本ほど植えられています。  老木が多く、紅葉も以前のような元気はありません。でも、たくさんの実がついていました。  櫨はもみじのような雅さはありませんが、緋色の紅葉は朴訥な味わ . . . 本文を読む
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晩秋の秋月を歩く

2021年12月07日 | 朝倉
 紅葉を見に先月の下旬、秋月へ行きました。杉ノ馬場を歩きます。藩政時代は杉並木だった道です。ここを訪れるのは半年ぶりで、春には見事な桜のトンネルになります。    戸波半九郎屋敷跡です。彼は代々、藩の重臣の家柄で、明治9年の秋月の乱に加担し敗れて自刃しました。  城の石垣と柿の木。秋月城は天守閣はなく陣屋形式の城でした。  長屋門です。ここから奥御殿があった所に上ります。 . . . 本文を読む
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11月のつばき園だより

2021年12月02日 | 季節の花巡り
 11月に2度ばかり久留米つばき園を訪れました。この時期はサザンカが元気ですが、早咲きの椿も結構咲いていました。晩秋から初冬にかけて園内を彩る花を少し紹介します。このつばき園は、もともとは明治時代に開墾された椿苗の圃場でした。3ヘクタールの敷地に約500種の原種椿や園芸品種があるそうです。  黄葉や落葉が進み秋の風情が漂う園の風景です。  「ネギリス」 サザンカ  「暁」  名 . . . 本文を読む
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