田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

街なかの百日紅

2020年07月28日 | 街角の風景
 風の強い日、この春以来遠ざかっていた街なかへ出た。シティプラザの広場に咲く百日紅。  広場には、解体された市民会館から彫刻が移設されている。豊福知徳氏の「空」という作品。  街の中心部は往事の賑わいはなく静かである。       . . . 本文を読む
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夏に咲くアザレアツバキ

2020年07月23日 | 季節の花巡り
 梅雨が長引いていることもあって、近頃はあちこち訪ね歩くことが少なくなりました。数日前にはアザレアツバキが見ごろと聞いて、草野町にある「世界の つばき館」へ出かけました。  館の前にはトラクターが。どうやら農家の方が打ち合わせに来ていたようです。 田舎らしい風景ではあります。  ガラスハウスではアザレアツバキが八分咲きでした。ここでは中国などの原種椿を育成しています。  アザレアツバ . . . 本文を読む
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矢部川の畔にある船小屋鉱泉場

2020年07月18日 | 日々の出来事
 久し振りに隣町まで足をのばしました。ここは筑後市にある船小屋温泉です。温泉とはいっても泉温は20度ですから、泉質が基準を満たしているのでしょう。写真は鉱泉源公園、通称雀の地獄です。  鉱泉が湧き出ていて近づくと強い金気臭がします。湧水は鉄分を含んでおり、泉の底は錆色をしています。江戸時代、地区内の湧き水の上を低く飛ぶ群雀が落ちたことから雀地獄と呼ばれました。  船小屋温泉は矢部川の畔 . . . 本文を読む
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田園地帯のクリーク公園

2020年07月14日 | 日々の出来事
 しとしと降る雨は風情があって決して嫌いではないのですが、このところの荒々しい長雨にはいささか気が滅入っています。例年だと梅雨明けはもう少し先のようです。    昨年のいまごろ、佐賀県神埼市千代田町の「直鳥クリーク公園」を訪れました。ここは16世紀初頭に築かれた直鳥城跡です。城といっても戦国時代にこの辺りによくあった平城で、城屋敷を中心に環濠集落を形成していました。   . . . 本文を読む
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かえる寺の風鈴まつり

2020年07月07日 | 日々の出来事
 小郡市にある如意輪寺です。別名かえる寺。6月から風鈴まつりが行われるので、ここ数年いまの時期に訪れるようになりました。山門を潜ったところから風鈴のトンネルが続いています。  寺内にはあちこちにかえるの置物があります。  風鈴に惹かれてか、若い女性の参詣客が増えました。浴衣姿で来る人もいます。インスタグラムの影響が大きいようです。  地蔵堂です。堂内にもかえる像があります。でもか . . . 本文を読む
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大賀ハスと舞姫蓮

2020年07月04日 | 季節の花巡り
 みやき町の千栗土居公園に広い蓮畑があります。その一隅の小さな蓮池に大賀ハスがあります。行った時は盛りを過ぎていて、花托だけになったものが多かったです。  向こうに見える土手は江戸時代、治水のために築造された土居の遺構です。  大賀ハスは二千年前の地層から出土した種から発芽しました。  ピンクの花を咲かせます。    その隣には「舞妃蓮(まいひれん)」の蓮池があ . . . 本文を読む
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