田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

小郡市のカエル寺

2016年07月23日 | 日々の出来事

  小郡市にカエル寺と呼ばれているお寺があります。小郡市は福岡県南部にある町ですが、以前は山陽新幹線の小郡駅があった山口県小郡町とよく混同されていました。いまは小郡町は山口市と合併し、前後して駅名も新山口駅に変更されたので紛れがなくなりました。

 通称カエル寺の正式名称は真言宗の清影山如意輪寺といいます。 住宅街の中にある小振りのお寺さんです。

 門前には大きなカエルが並んでいます。体にはびっしりと願い事が。

  山門です。前には阿形と吽形のカエルの石像が置かれています。

 

 この時期は風鈴祭りがあっており、奉納された風鈴がたくさん吊るされています。 

 七福神が並んでいます。その下にはカエルの七福神がいました。 

  如意輪寺の本堂です。境内にはたくさんの風鈴がありました。

 堂内にあるカエル部屋です。右手が寺務所です。小さなお寺ですがお守りや絵馬、土産品などが色々ありました。カエル寺の評判で参詣する人が多いのでしょう。

 私が行った時は参詣者が数人だけでしたが、いきなり団体さんが到着して賑やかになりました。言葉を聞いていると韓国からのようです。夏でもあり、皆さん普段着の恰好でした。

 カエル部屋には民芸品や、石造、おもちゃなど5千匹のカエルがいます。元々は平成4年に、住職が中国から翡翠のカエル像を持ち帰って来たことが始まりだそうです。

 大きいカエルや小さいのなど、色々なカエルがいます。カエルは縁起かつぎにもよく使われます。

 カエルのオンパレードで、カエル好きな人はたまらないでしょうね。

 私はカエルよりも風鈴に惹かれました。ガラスの風鈴は涼味を感じさせます。童心に返ったような気分です。

 この日は風があり、たくさんの風鈴がカラカラと乾いた音色を響かせていました。

 これに露店が並べば縁日の風景です。

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カエルと風鈴 (takezii)
2016-07-23 08:51:33
なかなか 変ったお寺ですね。まるで テーマパークのような お祭り会場のような・・・。
地元では 知られているんでしょうが 初めて知りました。
それにしても ここまで カエルを集めた住職、見事ですね。
九州各地の名所史跡などをレポートと写真で 発信して下さる九州様のブログ、毎回 楽しみに拝見させていただいております。
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かえる寺 (tango)
2016-07-23 16:08:15
知りませんでした
愉しい愉快なお寺ですね!!
え~~~??
見たいものです
孫姫に<カエルのぴょんた>の本を読んで聞かせます
ぴょお~~んピョン…楽しいなぁ・・・
九州様はいろいろな地域の珍しい場所をご存知ですね
(^_-)-☆インプットしていて覚えておきます
地図を広げて大木町の場所も知りました
普通はあまり気が付きませんでした?
小郡市は山口の小郡と間違いやすいですね
この頃、地名が変わって???と思うときがあります
市や郡がぎっちゃまぜ??
市の名前すら間違えることがあります!!
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takezii様 (九州より)
2016-07-23 18:19:11
こんにちは。
お寺さんには聞いてはいませんが、住職や檀家の人たちが集めたのでしょう。
なかなか賑やかなお寺でした。
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tango様 (九州より)
2016-07-23 18:23:36
こんにちは。
カエルは縁起物として人気があるようです。
住職の目の付け所が良かったのですかね。
小さなお寺ですが、カエル目当てで訪れる人が多いようです。
おっしゃるように、知らない名前の市や町があります。合併の影響ですね。
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Unknown (京都で定年後生活)
2016-07-23 18:36:35
こんばんは
カエル寺とはめずらしいです。
それが住職の趣味から始まったとは、ご住職もなかなか凝り性で商売上手なようですね。
私も風鈴のほうがいいです。
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京都で定年後生活様 (九州より)
2016-07-23 19:09:05
こんにちは。
ガラスの風鈴からは祭りの露店を連想します。
鉄製のような音色の趣きはありませんが、軽快で季節感があります。
我が家のリビングにもガラスの風鈴が下がっています。
しかし夏は窓を閉めることが多いので、鳴ることはありません。
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