田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

久留米の「七木地蔵」へお参り

2015年09月20日 | 日々の出来事

  久留米の七木地蔵へ行きました。

 七木地蔵は主に筑後地方や佐賀県東部 のローカルな地蔵尊です。今日は人が少ないですが、4のつく恩日にはたくさんの方がお参りに来ます。かなり広い駐車場も整備されています。

 

 沢山の願い文が壁に貼られています。願い事は病気平癒、合格祈願、子宝祈願など様々です。

 

 七木地蔵にはご本尊のほか、ぼけ封じ観音や水子地蔵などがありますが、これは十三像です。私は詳しくはありません。

 

七木地蔵は長門石町にあります。元々ここは筑後川の湾曲部で、久留米とは地続きでしたが、筑後川がショートカットされた事で陸の孤島となり、久留米に行くには渡し舟を使っていました。渡し場は有馬家の菩提寺梅林寺の下にありました。私も高校生の時に一度、乗船したことがあります。

 近年まで、筑後川にはあちこちに渡し舟がありました。

 しかし昭和49年に長門石橋が建設され、車で通えるようになりました。久留米市のJR駅や官庁街に近いことから、区画整理事業が行われ、農村だった町の半分が都市化しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 絣の町の記憶 久留米問屋街 | トップ | 石橋文化センターにある像たち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事