田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

稼働を始めた朝倉の水車群

2015年06月29日 | 朝倉
  菱野の三連水車が稼働を始めたというニュースを聞いて、昨日行ってきました。筑後地方はいまが田植シーズンの真っ盛りで、あちこちで田圃に水が張られています。  菱野水車のすぐ近くには10台程がとめられる市営の無料駐車場があります。私は水車から歩いて1分の、藤井はちみつに車を置いて行きました。    力強く水を汲み上げています。遠景の山並みは耳納連山です。    反対側から見た三連 . . . 本文を読む
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石橋文化センターをぶらり

2015年06月26日 | 日々の出来事
 図書館に行ったついでに、久留米市にある石橋文化センターをぶらりと散歩しました。  ここは小学生の時から遊び場所として、文化活動の場として、そして老年になった今も散歩の場所として長年お世話になっています。  石橋文化センターは、7ヘクタールの面積からなる「野中公園」の一部になります。文化センターそのものは、フェンスで囲まれた4ヘクタール程度の施設です。  園内図です、  石橋文化センタ . . . 本文を読む
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消えた昭和の風景

2015年06月19日 | 遠い日の記憶
 子どもの頃、私は市営住宅に住んでいた。そこは戦後、引揚者向けに建てられた棟割り長屋が連なっており、大きな道路と狭い路地で区画された250戸ほどの団地であった。  私の家の斜め向かいに米屋があり、よく電話の取次ぎをしてもらった。米穀通帳が生きていた時代である。その路地向かいは八百屋であり、夏には店内で子供向けにかき氷を出していた。また小さな広場を隔てて魚屋があった。そのほか歩いて数分のところに豆 . . . 本文を読む
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あじさい寺 千光寺

2015年06月14日 | 季節の花巡り
  先日、耳納北麓にある千光寺へ行ってきました。同名のお寺は各地にありますが、久留米市の千光寺はあじさい寺として親しまれています。    曹洞宗龍護山千光寺は建久3年(1192年)の創建と伝えられる由緒ある寺ですが、30年ほど前からあじさいを植えはじめ、今では約五千株のあじさいが境内を埋め尽くしています。    狭い園路を歩きながら鑑賞します。    色々なあじさいが咲いて . . . 本文を読む
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藤井のはちみつと菱野三連水車

2015年06月08日 | 朝倉
 昨日、福岡県朝倉市にある藤井養蜂場の直売所に行ってきました。    広い駐車場や清潔なトイレも完備されており、大型バスにも対応できます。買い物コーナーではいろいろな花のはちみつや、はちみつを使った加工食品、お菓子、飲み物などが販売されています。  写真には人が写っていませんが、休日には多くの人が訪れます。私は喫茶コーナーで、はちみつ入りの濃厚なソフトクリームを食べるのが楽しみで時々出かけま . . . 本文を読む
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五円玉の思い出

2015年06月03日 | 遠い日の記憶
  60年ほど前、私は町の中心部に近い幼児園に通っていた。    当時は戦後の復興期で、皆が貧しい時代であった。昭和31年の経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言する少し前のことである。手元に2枚の幼児園の集合写真があるが、1枚目は思い思いの私服で写っている。もう1枚は卒園前で、皆おそろいの制服である。  入園した頃は幼児園のすぐ近くに住んでいた。しかしある時、2 . . . 本文を読む
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