嫌札幌~札幌が嫌いなブログ

札幌生まれ、札幌育ち、札幌在住な私が札幌を批判します。札幌嫌いな人集まれ!

札幌が嫌いな個性と情熱を活かせば、それはハンデにはならないと断言できる

2015年04月04日 16時58分03秒 | 嫌札幌
私は高校野球(甲子園)ファンでもある。きっかけの一つは95年夏のミラクル旭実だったと思う。

先日の春のセンバツ大会で札幌にある東海大四高校がセンバツ準優勝という快挙を成し遂げたことは素直に凄いと思うし、本当に私も彼らの姿を見習わなくてはと思っている。
(ちなみにファイターズはどうでもいい)

積雪量の多い札幌の場合だと冬期間は雪の影響でまともなグラウンド練習はできないはずだが、今大会の東海大四の守備は全く冬のハンデを感じさせず大したものだと思わざる得ない守備力だったのだ。
(黄金期の駒大苫小牧も凄すぎるのだが、積雪量の少ない苫小牧の冬の場合は雪かきをすればグラウンドは使える状態だったと言うから、それが出来ない札幌の東海第四も凄すぎるだろう)


<以下ニュースサイト引用>
<引用元 http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150403ddlk01050174000c.html>

◇基礎練も緊張感忘れず

「今回のセンバツで注目を集めたのは、同校の高い守備力だ。大沢志意也(しいや)投手(3年)の投球術に加え、通常なら安打になる打球をとらえ、ピンチで併殺を重ねた。昨秋の全道大会4試合で九つだった失策は、甲子園5試合で四つにとどまった。

グラウンドが雪で覆われる11月下旬、チームは室内練習に移る。2学年で70人を超す部員たちは、6グループに別れて約690平方メートルの練習場を交代で使っている。その中で最も影響を受けるのは守備練習。投球やスイングは可能だが、ノックや外野守備の空間は確保できないからだ。

実践練習ができない中、チームはひたすら基礎練習を繰り返してきた。ゴロは素手で取り、2人1組になってボールを投げ合い、捕球練習を重ねた。片手にスリッパをはめ、壁に打ち付けたボールをスリッパの裏面に乗せてとらえる内野手の練習もある。優しく力を吸収するように捕球する基本姿勢を身体にたたき込むためだ。こうして選手たちはひたすらボールに触れてきた。

ただし、漫然と練習していても力がつかないため、一人一人が練習への集中力を高めるよう意識してきた。昨夏の甲子園2回戦で先輩たちは、延長十回の末に失策で敗れた。昨秋の明治神宮野球大会では、守備で基本的なミスが出て浦和学院(埼玉)に0-10でコールド負けした。

選手たち誰もが、この負の結果が自分たちを成長させると知っていた。キャッチボールなどの基礎練習でも緊張感を忘れず、ピンチになった試合を想像することで練習の質を高めた。邵広基(ソウカンギ)選手(3年)は「外で練習ができなくても、質の高い基礎練習ができれば(本州のチームと比べても)不利にはならない」と断言する。

室内では、練習メニューも限られる。だがそのことが逆に良い効果も生んでいる。毎日同じことを繰り返す中で、自分の変化を敏感に感じられるからだ。大脇英徳監督(39)は「昨日より成長した自分に気付くことで練習へのモチベーションが生まれる。調子が悪い時はその理由を考え、技術の向上に生かせる」と話す。

選手たちは、全国の舞台で勝ち進む意識を常に持ちながら野球の基礎を徹底して身体に染み込ませ、甲子園の広い空の下で駆け回る喜びをかみ締めた。」


一言でまとめると彼らは雪国のハンデを逆に活かすことでハンデをハンデだと思わない環境を作って実践している良い例だということだ。

これは札幌(故郷)に住みながらも、身近の札幌が大嫌い(ハンデ)だという私自身にも当てはめることができると本当に実感している。


(続く)