ロアー、表板

今日はいい天気。
過ごしやすい1日でした。

作業はフラットマンドリン。
なかなか進んでませんでしたが、今日は表板の削り出しをしました。
表板はアーチトップですが、普通のアーチトップとは違い、スクロールがつきます。
彫刻要素もある作業。
作業前です。


だいぶ厚みもあります。


この状態からカンナで削っていきました。
最終的にはヴァイオリンカンナや丸ノミで仕上げていきますが、この段階は厚みを減らしながらアーチの元を作る感じで進めます。
削り始めです。


結構削りましたが、まだまだです。
今日の分を削ったところです。




明日は様子を見て作業を進めます。

写真は削り出し中の表板です。

ライニングとブロック

今日もいい天気。

作業は19世紀ギターのライニングとブロック。
材の切り出しから始めました。
材はチェロ用の材から切り出しているので断面にテーパーがついてます。


このテーパー部分をカットしてでライニングを作って、四角になった材でブロックを作ることにしました。
ひきわりした材です。


この状態で平面を出しつつ厚みを調整。
さらに細く切り出して切断面を整えてライニングは完成。
四角になった材はブロック剤の大きさで切り出し、材の準備は終わりました。
この後、接着前の準備をしてからサイドに組んでいく予定です。

明日はまた様子を見て作業を決めます。

写真は製作したライニングとブロック材です。

表板ブレイシング仕上げ

今日もいい天気。
日中は少し暑く感じました。

作業は19世紀ギターの続き。
表板ブレイシングを仕上げていきました。
作業前です。


裏板の時と同様にカンナで削って整形していきました。


削り終わったところです。


この後、スキャロップ作業に入りました。
両端をスキャロップした後、ブリッジ下のブレイシングは中央部もスキャロップしていきます。


アコギのスキャロップブレイシングのような仕上げにしました。


今日で表板は仕上がりました。
裏板と並べて見ました。



明日はまた様子を見て作業を決めます。

写真は整形した表いたブレイシングです。

裏板ブレイシング仕上げ

今日もいい天気。

作業は裏板ブレイシングの続き。
接着したブレイシングを仕上げていきました。
接着した状態です。


この状態から高さと形状をカンナで仕上げていきました。


半分終わったところです。


形状が整ったところで、板をタップして確認。
微調整しつつ、ブレイシングの両端をスキャロップしていきました。




今日で裏板は完成。

明日はまた様子を見て作業を決めます。

写真は仕上がった裏板です。

裏板ブレイシング

今日は少し風がありましたが、いい天気。

作業は裏板のブレイシング。
昨日、接着したセンターシームの補強仕上げから始めました。
作業前です。


厚みを調整しつつ、形状も整えました。


次はブレイシングの整形。
裏板はアーチがつくので、アーチ加工しつつ、断面を台形にしていきました。




ブレイシングが仕上がったところで、補強とブレイシングが重なる部分を切り欠きして合わせていきます。




切り欠きしつつ、膠を溶かして接着の準備も進め、仮組が終わったところで接着に入りました。


明日は、また、様子を見て作業を決めます。

写真は接着中の裏板ブレイシングです。