ライニング接着

今日は曇り。

作業は19世紀ギターのライニング。
作ってあったライニング材を曲げるところから始めました。
隙間なく接着するため、可能な限りサイドの曲線ぴったりに曲げていきます。


全部曲げたところです。


この後、仮組みして長さを調整し、接着準備をしていきました。
準備が終わって、片側を接着したところです。


今日は表板側を接着して終了でした。

明日は様子を見て作業を決めます。

写真はライニング接着中の19世紀ギターです。

コンサート

今日はいい天気。
気温が少し上がって、動くと暑いくらいでした。

作業は休みにして、今日はカフェライブに出かけました。
昨年も行ったライブです。
アイリッシュハープとアコースティックギターで、インストメインの内容でした。
昨年、ライブ終わりのアンケートにPAなしで生音演奏を聴いてみたいです、、、と書いたところ、採用されたのかどうかは解りませんが、今日は完全アコースティックの演奏でした。
私的には、楽器の個性もよく伝わり、楽器自体のナチュラルなリヴァーブ感もありで、気持ちよく聴かせていただきました。
会場の条件もいろいろあるので、どこでもというわけにはいかないのですが、楽曲も会場の雰囲気にマッチしていました。
今年のアンケートにはお礼を書かせていただきました。

明日はまた作業に戻ります。

ブロック接着

今日は雨が降ったり止んだり。

作業は19世紀ギターのブロック。
昨日、加工したブロックをサイドに接着していきました。
接着前に、サイドを修正ベンディングしていきます。
ベンディング後、型に固定したままでしたが、戻りの分を修正していきました。
ストレスなく、型にぴったりなるよう修正します。


両サイド修正後、余分な部分をボディーセンターに合わせてカット。
仮組したところです。


サイドの準備が終わったところで、膠接着していきました。


ネックブロックはほぞ加工してあるので、位置決めは微妙です。
センターと傾きをチェックしながら接着していきました。
ネックブロックとエンドブロック、両方接着し明日まで乾燥させます。

明日は外出予定なので、時間があれば作業を進めます。

写真はブロック接着中のサイドです。

ブロック加工

今日は曇りのち雨。

2日ぶりに作業再開。
製作中の19世紀ギターのブロック加工を進めました。
材を切り出して基準面を整えてましたが、今日は接着に向けてさらに加工していきます。
最近はネックのほぞを加工してからネックブロックを接着しているので、今回もそのパターンで進めていきました。
加工部分にカットラインを書き込んだところです。


のこでカットしました。


後はカットした内側をノミで彫り込んでいきます。
彫り込んだほぞの面は平面で、かつ、表板接着面に対して垂直を保ち、さらに、左右方向の角度も合わせていきました。




ほぞが仕上がったところで、サイドとの接着面も加工していきます。
サイドのボディーラインは曲面なので、接着面を合わせていきました。
仕上がったネックブロックです。


この後、エンドブロックも接着面を曲面加工してブロックの接着準備は出来上がり。


明日は様子を見て作業を決めます。

昨日、一昨日は関西方面に出張でした。
お世話になっているウクレレショップにお邪魔してきました。
一般的なお店とは異なり、手工ビルダーものがメインです。
それぞれ、個性のある楽器をゆっくりと拝見でき、貴重な体験でした。
オーナーには大変お世話になりました。
ありがとうございました。

写真は加工したブロックを型に合わせたところです。

ロアー、表板続き

今日は曇る時もありましたが、概ねいい天気。

作業はF5タイプマンドリンの表板。
昨日の続きで、削り出しを進めました。
今日は一番厚くなる部分を仕上がり手前の厚みまで削って、目安の等高線を書き込んでさらに削っていきます。
書き込んだところです。


カンナは刃の出し加減を変えながら、仕上がりに近くなった部分は少しづづ削っていきました。


今日で普通のカンナでの削り出しは終わりました。
まだ、目的の厚みまでは達していませんが、これから凹む部分を削り出しながら仕上げていく予定です。
ブリッジ付近のアーチです。
この後、エッジ付近は少しく窪む仕上げにします。


明日は出張で関西方面に出かけるので作業は休みます。

写真は整形中のマンドリンの表板です。
裏板も同じような削り出しなので、結構大変です。