今日は曇り。
作業はモダンタイプのブレイシングでした。
表板の鉋がけが終わったので、ブレイシングの準備をして行きます。
まずは、ファンブレイスから。
材の切り出しから始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/81/2a53b872d62d7ec1c62d217a5a89bf5a.jpg)
切り出した材は厚みや幅を調整しつつ、直線も出して行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a4/3840c99ba56f6c422132802dedb72c64.jpg)
次は、どこにどの材を使うか決めて行きます。
材の堅さや、柔軟性、木目のつまり具合をみながら、書き込んであったパーターンに並べてみました。
番号を書き込んで、後でわかりやすくしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/54/a4616c905961f4ca7fb20e4b274f6b95.jpg)
続けて、表板にサウンドホールを明けて行きました。
所定の大きさ、ピッタリにするため、慎重にあけていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8d/ec9787f5f303d10d255df604387c084a.jpg)
開きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/88/fb55a8aed4b608d30ae2038c68f7b648.jpg)
明日はリペアか、製作を進める予定です。
モダンタイプの製作は、だいぶ前から考えてましたが、リペアやその他の事情でなかなかとりかかれずでした。
やっと始める事が出来ましたが、お世話になっているお客様からお借りした本もやっと出番が来ました。
これもだいぶ前からお借りしたままでしたが、モダンタイプの製作に際して参考にしようと思っています。
ロマニリョスさんの著書ですが、ギター本体以外にも治具の製作法まで、とても丁寧に説明と図面が載っています。
これがあれば、デッドコピーが作れるくらいの内容。
ただ、きっと、文章や写真では伝えられない所に大事な事があるんだろうな〜と思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9a/dab4b179884d46064665089f22a77f0e.jpg)
写真はブレイシングを借り置きした表板です。