2011年第83回アカデミー賞の作品賞その他4冠に輝いたのは
大方の予想通り「英国王のスピーチ」だった。未だにアメリカは英国に
文化の面では弱いのだな~。弱いというより英国への片思い?第69回
アカデミー作品賞にも英国の作品「イングリッシュ・ペーショント」が
選ばれ「ほらほら、やっぱり英国作品にやっちゃうよ~」と言われていた
のだ。
この「イングリッシュ・ペーシェント」は私の好きな恋愛映画のベスト5に
入る。公開当時、ハマる人はハマる、ダメな人はダメという映画だった
ように記憶している。私、ハマっちゃった人~原作も読んで、どうにか
理解できたのだけれど。表面上は夫がいる女性との不倫物ではあるが
どうして、どうして実はそんな私小説的な映画ではないと思っている。
切ない不倫を描いているとみせかけ実は壮大な反戦映画なのだ。
もちろん原作あっての脚本だろうが、その脚本の素晴らしさに感動
後の4本はもちろん「before sunrise」「before sunset」でしょう・・
メリルストリープとレッドフォードの「愛と悲しみの果て」でしょう・・・
後、1本は今年に入っていきなりベスト5に入って来たこれ
ハリウッド映画はTUTAYAにいけばいっぱい置いてあるが
以外の海外ものは(除く韓国)品揃えが悪い。
なので初めて映画のDVDを買ってしまった昨年NHKBSで
みて「なーんて綺麗な映画なの」と思った「みじかくも美しく燃え」だ。
ずーいぶん昔にも見た事はあって印象に残る映画だとは思っていたが
リマスター版になってから、それはそれは映像がルノワールの絵のように
美しすぎるのだ~これら5本の共通点は全てが不倫物だわ~ぁ
「Before sunrise」だけが、まだ若い時の物語だから不倫ではないけれど。
「Sunset」のほうではジェッシーは妻も子もいる設定だからセリーヌは
「あなたは奥さんがいて子供がいてそして少年のままでパリに来た」
と車の中で激高したんだった・・・でも全ての作品でその不倫は安っぽく
はない。出会う順序が逆になるって言う場合もあるんだな~。
などと思いながら恋愛とはほど遠い生活をしている私は今日も「おから」
というロマンティクでもなんでもないお惣菜を作った。ワタクシ映画は
恋愛モノよりラブコメが好きです!でもあちらではロムコメとなりますね。
ロマンテック・コメディーね!
おからは栄養もあるし、美味しいし、常備菜のレギュラーです。
私は具材を最初に濃い味付けで煮てから炒ったおからと合わせる作り方。
おからって何を入れても良いのでしょうが、外せないのは干しシイタケと
おネギと玉子かな~
パラパラになるまで油で炒って煮ておいた具材を投入!
ここでちょうど良い味付けだと、とてもこーくなっちゃうので薄めにね!
ウチは仕上がりがパサパサしているものより汁気が残っている方が
人気がある。最後に卵とネギを加えるとその前まではなーんか一味
足りないと思っていたのがいきなりお味が決まっちゃいますね