前回、書いたKEMOKO家と湯西川の少なからぬ因縁とは
湯西川は平家の落人の村として有名らしい。どこに、行っても
平家、平家、平家・・・観光の目玉になっている。
かく言うウチの夫はいつも自分は平家の末裔であると主張しているのだ。
義母の実家は確かにそこに根付いて何百年も経つ家ではあるが、
ルーツは平家の落人だというのだ。常々私はその説はおかしいのでは?
と睨んでいる。源平合戦の時平家の本陣があった場所なのだが、
平家終焉の地、壇ノ浦から目と鼻の先なのだ。源氏から逃れようとしたら
そんな本陣のある所に逃げ込み住みついちゃう訳がないと思うんだけれど
事の真相は壇ノ浦から命からがらに逃げ込んだ平家の武士を助けた
功労で「平家って名乗ってもイイヨ~」って事になったのではないか?
だって苗字はいかにも農民でした!って言う事を証明しているような
平家っぽくない苗字だし、古文書もないらしいし、これといった仕来たりもない。
夫は「平家の家老職だったらしい。市史にも載ってるんだぞ」と
言うが、あの時代に家老職なんてまだ無いでしょう
しかし旅館に置いてあった「全国平家落人伝説」と言う本を読んでいたら
義母の地域の記載もありそこの地域の始祖6家の一つにその苗字を見つけ
ビックリホントだったのかな~とも思ったが、考えたらなんせ800年も
前から住んでいるのだから自己申告しちゃえば後から来た他の家は
反論できないよね。ここ湯西川にしたって本当に落人かどうかは神のみぞ
知る・・・不思議なのは壇ノ浦で滅亡した平家の残党を源氏がこんな
東の国まで追って来るかしら?東北にもかなり落人村があるらしいけれど。
まぁロマンですな、ロマン。言った者勝ちのロマン。
と長くなりましたが、とにかくフリー切符なので鬼怒川温泉で降りてみた。
その理由の一つはこれ
「栗おこわ饅頭」これがだ―い好きなの京都のお菓子で
食べて、アンコ嫌いの私が心から美味しいと言えるお饅頭。
鬼怒川温泉にもあるのを発見した時は感動したもの・・・
中はね、アンの代わりにお赤飯が入っているの。美味しいんだから
私的二大饅頭はこのお饅頭と群馬で食べた焼き饅頭だな。
どちらもアンコが入っていない
帰りはスペーシアを予約したので、その時間までお昼を取る事に・・・
日光はお蕎麦の街らしく、そこそこのお蕎麦が食べられる←ソコソコかよ
以前も行った事がある「大吉庵」実はネットで美味しいと評判の
「二八そば」と言うお店があり駅から遠いけれどわざわざ行ったら
臨時休業ってなので戻って駅から近いこちらへ・・・
お店は凄く混んでいました!ご年配の店員さんなので段取りも悪く
これまた周りのご年配のおば様のお客は文句タラタラ・・・
子供が「お年寄りはお年寄りに厳しいね~」
お蕎麦を食べたのに駅で駅弁を買い込みスペーシアで無事帰路に
つきました 湯西川温泉旅行記 完。