映画『スロウ・ウエスト』(2015)
やはり西部劇の定番はコルトSAA
だよね。
でも、ほとんどの西部劇が西部開拓
時代が時代設定なのに、1896年以降
の無煙火薬モデルを撮影に使って
いる。
尤も、この画像の銃は、時代設定も
おかしければ、それ以上に第一この
銃はCOLTではない事は見る人が見れ
ば一発で分かるのだろうけど。
西部劇というのは「それっぽい」と
いう大雑把なところで観ないと、
どの作品も観てられない、という面
が大いにある。
マカロニウエスタンなどはひどくて、
南北戦争の時代にピースメーカーが
出てきたりする。
それよりも、本作西部劇の吹き替え
がキテレツ過ぎる。
英国内で農夫たちが集まって歌う
シーンで歌っている吹き替えの歌詞
はこうだ。
「♪雄々しく逞しい友達よ
いざ、東京都に土地を奪われ・・・」
よせよ(笑
それと、ピースメーカーの排莢シーン
があるのだが、エジェクターを使って
排莢した空薬莢に雷管の無い物あり。
かなり映画の作りが雑だ。