映画『サボテン・ブラザース』(1986/米)
これは1989年にビデオで初めて観た。
とにかく笑えた。
ドタバタ喜劇なのだが、1916年に
当時の無声映画を本物のドキュメン
タリー映像だと勘違いした盗賊たち
に苦しむメキシコの人が村を助けて
もらおうと彼ら映画俳優三人を呼び
寄せることから話がはじまる。
彼ら三人は映画撮影だと思ってメキ
シコに行くのだが、本物の盗賊団
たちと対決するハメになってしまう
という物語だ。
そして彼らはコメディ路線で窮地を
乗り切る。
やがて彼らは、善良な町の人々に
感謝されて町を去るのだった。
これ、作品の根っこに意地悪さが
ひとつもない作品で、観ていて
気持ちが良いです。
なにより、素直に笑える。
心に健康を取り戻す映画作品で、
心が疲れた現代人にこそおすすめ。