渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本人の言葉

2024年08月26日 | open
 


うちのモーターサイクルクラブ
のメンバーは北から南まで全国
に散らばるが、「ご安全に」と
いう間違った日本語を使う人間
は一人もいない。
全員日本語を話す日本人だから
だろう。
なお、メールでの書き言葉での
使用言語は全員が標準語だ。
自分の地元言葉の方言で文字列
を連ねると、世の中通じない事
があるからだろう。
うちのMC内のやり取りを俯瞰
するに、帰国子女まで含めて全
員日本の学校教育を受けている
ので、意思疎通のツールとして
の言語は日本の学校で教育され
た標準語を共通語として使用し
ている。
これは人との意思疎通を図ろう
とする人間の正しい真摯な姿勢
だろう。
地元言葉の方言は、それが通じ
る狭い地元の範囲のみで使うの
が、人と接するには正しく真面
目で人を大切にする姿勢だ。
自分らにしか通用しない特殊言
語のみで押し通そうとするのは、
同国人として極めて傲慢な態度
である。
そして意思疎通の行き違いが無
いようにするため、日本人は全
員が小学校教育において日本語
の標準語を学習している。明治
時代からもれなく全員。
その受けた教育をないがしろに
するのは、無償で義務教育で読
み書きを教えた国としてもやり
きれないだろう。
部族語のようにバラバラだった
日本の言葉を明治期に初めて
「日本語」として「標準語」を
日本の共通語となるべく成立制
定せしめたのだから。

 


 
 



 

 

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