渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

阪神タイガース9連勝

2023年09月12日 | open


阪神タイガース、対巨人戦3連戦
初日。
素晴らしい投手戦。
阪神は西が2安打完封勝利した。
巨人に2塁ベースを一人も踏ませ
なかった。最高の出来だ。
一方の巨人の投手も素晴らしい
投球だったし、内野手の連続ファ
インプレーも出たが、勝利は阪神
得た。
試合時間は、今季リーグ最短の
2時間6分。
実に引き締まったプロ的な良質
な試合だった。まるで世紀の対
戦のような。
打撃戦も面白いが、こうした
張感あるプロの技同士の対戦
両チームとも見事だ。
巨人選手のファインプレーには
球場の多くの阪神ファンも惜し
みない拍手を送っていた。
アナウンサーは言った。
「良いプレーには敵も味方も
ありません」
実に珍しい阪神ファンのファイ
ン観客ぶりも見られた(笑
伝統の一戦、阪神巨人戦はこう
ありたい。
阪神のライバルは巨人なのだ。
現状順位などは関係ない。
早慶戦が特別なものであるよう
に、阪神は巨人が宿敵だ。
阪神花形満の宿命のライバルは
巨人の星飛雄馬なのだ。
阪神の先発完投の西投手は、
ヒーローインタビューで言った。
「9回表にマウンドに立った時、
あまりの歓声で泣きそうになっ
た。まだ勝ってもいないのに」
と。
本当に感動的な良い試合だ。
プロ野球の、否、野球の真骨頂
を見たような試合だった。
巨人の投手もバッタバッタと
阪神上位打線を三振で討ち取る。
緊迫の見応えのあるゲーム。
解説者の元名投手さえも「いや、
本当に良いものを見せてもらい
ました」と言っていた。
近年稀に見る好ゲームだった。

これで、また近づいた。
うまくいくと対巨人戦で優勝
シーンがあさって見られるかも。
もはやその時、アレはアレでは
ない。「優勝」と言おう。


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