渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

とんかつ

2021年12月14日 | open

これが世界初、日本人が考え出した
和食の雄「とんかつ」だ。

とんかつ、オムライス、ハヤシライス、
カキフライ、エビフライは銀座の煉瓦
亭が考案した。
煉瓦亭の創業は1895年。
アメリカではようやく酒場でドンパチ
や市民が勝手に人殺しする吊るせ吊る
せのワイルドウエスト時代が終わり
かけた頃だ。
戊辰戦争の内戦後に洋式化した日本
は一気に西欧先進国並みになった
どころか、都市部の帝都東京は街並
みも生活洋式もまるで英国ロンドン
のようだった。
その頃、合衆国大西部は大野蛮だっ
たある。
ヤーパンのほうが文化的だったある。
煉瓦亭が登場するはるか四半世紀前
に日本は鹿鳴館では舞踏会なのだか
ら。ビリヤードテーブルが6台備わっ
撞球室も完備していた。
ヤパン野蛮ないある。
とんかつの国、ニッポン。
英国ロッカーズが掲げた爆走標語の
TON-UPてなぁ、ありゃあとんかつ
食え!てことだぜ、きっと。

銀座煉瓦亭。



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