渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

チョークの面出し

2022年11月02日 | open
 

(使用中のチョーク)
 
刃物は使う前に研ぎ上げておく。
その刃物を研ぐ砥石は、研ぐ前に
平面をビシッと出しておく。
砥石と同じで、ビリヤードのチョ
ークも使う前には面出しをしてお
く。
臼のように深い穴ポコチョークで
は、タップにまともな適正塗布が
できないからだ。

非常に宜しくないチョークの
状態。

アミューズメントやボウリング
場や温泉旅館などにこれが多い。
素人が使うとこのような状態に
してしまう。
最近ではれっきとしたビリヤー
ド場でも店員がなまけて手入れ
を行なわずにハウスチョーク
をこのような状態にしている店
が増えている。
これではタップの天辺しかチョ
ークを塗れず不適切。
また、深い臼により先角にも
チョークの線が外周につく。
チョークには研磨剤が入って
いるので、自分で自分のキュー
をプレー以外の不適切な事で
疵つけてしまう事になる。
チョークはタップの天辺だけで
なく、エッヂ部分にまでまんべん
なく塗るのが適切だ。
このような形状のチョークは✖。
 
使用後には二つのチョークをこすり
合わせて面一を出すのが効率的。
中央に微細な円形のえぐれを形作
るのが良い。新品状態のように。
これは、こすり整形していると、
自然と円形中央部が出来上がる。
手入れ大切。備えは万全に。



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