渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

商業主義に流される事

2022年08月17日 | open
 
 
好みは人それぞれだ。
だが、私は資本の量販計画にまんま
と乗せられて、こんな物を使う
のは
まっぴら御免なのだ。
こんな物を使うくらいなら、玉撞き
などやめる。
この物体は、全てのカスタムキュー
ビルダーを死滅に追いやる存在だ。
 
仮にこれがハイテクシャフトが
そうだったように飽和状態になっ
たら、次なる物を出して来て、ま
た「大衆」を洗脳しての販売戦略
を大展開するだろう。
予想するに、次はグラファイト製
あたりか。
さらには、新開発!ビリヤード
シューズ!とかパンツとかシャツ
とか専用下着とか発売されるの
ではなかろうか。
 
馬鹿馬鹿しくて話にならない。
すべて商業資本の洗脳による作為
的作出ブームなのに。
ビリヤードは、アメリカンプール
の場合、1980年代末期で一応究極
の完成形をみた。
その後の大革新はジャンプキュー
が認可された程度だ。
ジャンプキュー認可まではシャフト
のみで手玉単独ジャンプや、ノー
マルキューのままグランドマッセ
スタイルで玉1個幅を手玉単独で
ポンポン飛び越えさせていた。
私もマッセスタイルでのジャンプ
はよく使った。シャフトとバット
繋いだ状態では、アダムより
ダーチのキューが手玉がよく
飛んだ。
ショーンやTADはシャフトがしな
り過ぎて全く飛ばなかった。
(私の80年代に所有のTAD)
シャフトだけでのジャンプがあまり
に飛ぶので試合では禁止された。
そして、キューの長さ制限が導入
された。何インチ以上ないとダメ、
というように。
 
プールは1980年代末期に技法の
完成形を成していた。
それは確たる不朽性と普遍性を有
している。
これは、シャフトがどうであると
は関係ない。
現代の最新シャフトだから玉が入
る訳ではない。
だが、ゴルフクラブの毎年の新型
発売で「さらに飛ぶ」とかと同じ
販売戦略に騙されている人間が
あまりにも多すぎ。
特に日本人。
世界を支配する国際ダイヤモンド
コングロマリットにやすやすと
洗脳される筈だ。
 

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