渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

今夜も西部劇 映画『ワイアット・アープ』(1994)

2022年02月06日 | open
『ワイアット・アープ』(1994)
 

この映画作品、色使いがとても見事だ。
このシーンなどは、まるで中世の絵画
のように見えるでしょ?
出演者各人の配置とポーズも緻密に
考え抜かれている。そして色彩配色。
この『ワイアット・アープ』(1994)
は、全編を通じて映像視覚配色が
非常に良い。
物語は冗長な点は否めない。
かなり史実に忠実に再現されている
叙事詩のような作りになっている
からだ。
ガンベルトのリグが20世紀に初登場
の物である事以外はほぼ時代考証は
正確だ。
南北戦争時代にはきっかりとパー
カッションやコンバージョンリボル
バーが登場する。

ピースメーカーをテーブルの傍に
置いて映画『ワイアット・アープ』
観る(笑)。


この作品ではデニス・クエイドが
ドクホリデーを演じている。
どの作品でもそうだが、ドクの
俳優はワイアット役の俳優を食い
まくる。
『荒野の決闘-いとしのクレメン
タイン-』(1946)などでは、ドク
役のビクター・マチュアが最高だ
った。というか彼が主役のよう。
 
ドク・ホリデーの人気は高い。
それは生涯を全うしなかったが、
銃撃戦では死なず、病に倒れた
悲劇の主人公だったからかもし
れない。沖田総司の人気がそう
であるように。
 
デニス・クエイド

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