推理小説には昔からの謎とき小説の
探偵小説のほかに、ハードボイルドと
呼ばれる、謎解きより行動、アクションに
重きを置いた探偵小説があることが
わかってきました
推理小説、月刊雑誌EQMMの出版の
早川書房から新書判のペーパーバック、
ハヤカワ・ポケット・ミステリーを愛読するように
なりました。このポケットミステリーの装幀は
小口と天地が黄色に染色された派手で
表紙は、抽象画家、勝呂忠が担当していました
朝の通勤電車で、黄色の新書判を見つけると
あの人もなにか、推理小説を読んでいるなあ…と
妙に親近感が沸いたことでした。
最近、電車内で読書をしている人がいなくなりましたね
ハヤカワ・ポケット・ミステリではハードボイルドの
ミッキースピレーンの「裁くのは俺だ」や
レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」村上春樹訳?
などから、やがて軽ハードボイルドと呼ばれた
カーター・ブラウンのアル・ウィラー警部を主人公にした
シリーズものを片っ端から読み始めました
特にこのカーター・ブラウン警部もの小説の日本語翻訳が
田中小実昌(たなかこみまさ)で、原文に忠実?というより
日本語の俗語?を交えた違訳?で
スピードのある文章が気に入りました