映画監督 ①

指揮者はクラシック演奏会の要(かなめ)です。

クラシック音楽の監督は，指揮者です。

クラシック演奏会に出かけてコンサートホールの客席に座ります。

事前に舞台にコントラバスやテンパニー、ピアノなどの

大きな楽器は置いてあります。

開演時間になると、コンサート・ホールの舞台に

楽団員がぞろぞろ出てきます。

小さな管楽器(クラリネット，フルート，オーボエ…)や

弦楽器(バイオリン、ビオラ

チェロ…)はプレーヤーが手に持って現れます。

楽団員の楽器はそれぞれの住まいと同じまたは

それ以上の値段の楽器ですから，

片時も手から楽器を離しません。

それぞれ楽団員は担当によって，

舞台の上のポジションにつきます。

やがて、本日の主役、指揮者が舞台下手から現れます。

コンサートマスターと握手をして，指揮台に上がります。

指揮台の指揮者は拍手をしている観客(聴衆)に一礼して、

廻れ右、演奏開始のゼスチュアを送ります。

大勢の楽団員を1つの曲目にまとめ上げるのですから、音楽の監督です。




音楽以外の職種に監督と名前がつくものがいろいろあります。

工事の現場監督からスポーツの野球、サッカー、マラソンの監督など

　　　　　　　　　　　　　　…　…　…、

映画制作には大勢のスタッフが参加します。

映画のスタッフは，企画，製作の映画会社のスタッフから

監督，チーフ助監督，キャメラマン，キャメラ助手

照明技師，助手、録音技師，助手、小道具、大道具，

結髪(けっぱつ)、化粧，衣装部、監督庶務，

映画は総合芸術と言われています。

大勢の人間の集まり(スタッフ)で映画は作られます。

監督が温めている案と映画製作会社の意見がまとまれば

、スタッフが検討選択されます。

同時に配役として俳優さんが決まります。

つづく…　て