初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

五社協定

2009年05月30日 18時26分55秒 | Weblog
テレビが始まる前に映画には「五社協定」というのがありました。

 日活が映画製作を再開する動きが出てきました。そこで松竹、東宝、大映、新東宝、東映の五社は、日活を意識して、「五社協定」を結びます。

 各社専属の監督、俳優の引き抜き禁止。

 監督、俳優の貸し出し禁止で、

 日活は製作を再開しました。最初は劇団「民芸」などで制作していましたが、石原裕次郎の誕生で日活は抜群の興行成績をあげてゆきます。

 この「五社協定」で、映画会社間で俳優さんは借りられないし、お互い、不自由でした。やがて日活の好成績で日活が加わって「六社協定」になります。

 新東宝が倒産して、ふたたび「五社協定」になります。

 そのうち、映画産業が斜陽化して、「五社協定」はテレビに矛先が向かうのです。映画の俳優さんがテレビに出演できない時期がありました。

しかし、映画会社も製作本数が激減し、東宝は専属俳優を解雇、東映はテレビ用のドラマ、子供のテレビ番組多く制作します。

映画会社もテレビなくしては経営が成り立たなくなりました。

映画会社専属のスターシステムは崩れて、「五社協定」は自然消滅します。

私は、この「五社協定」を、別にどうというのではありません。

この「五社協定」の「五」という字にこだわります。

日本の面積、人口から考えると、企業の数が何となくこの「五」という数字に関係があるように思えるのです。

住んでいる大阪の民間鉄道を見ますと、阪神、阪急、京阪、近鉄、南海、の五つの民間鉄道に、国鉄が民営化で加わりました。
すると、村上××のせいで、阪神と阪急は合併されて、結局、五つになりました。

VHF地上波テレビはABCテレビ、MBSテレビ、関西テレビ、読売テレビ、NHK、で五つ。

私が聴取できる中波のラジオは朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、KBS京都、ラジオ関西、これも五つ、

家電は日電(にちでん=NEC、日本電気㈱の呼び名)、東芝、パナソニック、日立、シャープ、

新聞は、読売、毎日、朝日、サンケイ、日経、


日本は、「五大○〇」と言われて、日本の器は五つなのでしょうか。

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