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【競馬 予想】 中山牝馬ステークス(GIII)&フィリーズレビュー(GII) レース回顧

2010年03月15日 03時47分41秒 | Weblog
時間が空いた時には素早く回顧。

花粉症のお陰もあって、春をしっかり感じられるようになってきた。
クラシックも、もうすぐ先である。


【フィリーズレビュー】


レースの流れはラブミーチャンが先手を握って2ハロン目は速くなったが、
2馬身半程のスローゾーン競馬


同タイムで5頭が掲示板を占める結果となったが、その中でやや想定外だったのが、
勝ち馬サウンドバリアーの外差し。
当然、警戒はしていたがここまで走ったのは驚きだった。
あまり納得の根拠が見つからないが、調べて見ればアグネスデジタル産駒は
1400Mで最も好走率が高い
ようだ。この馬の競走過程を見ても摩擦が問われる
競馬に慣れがあったが、阪神1400Mなどは格好の条件であったと解釈しておきたい。
本番は条件が悪くなると言えるが、それでも人気にはならないだろうし中身が
あった競馬だけに紐には加えておくことになりそうだ。


ラナンキュラスは阪神JFの回顧でも触れたが、良血らしく確実にパワーアップを
感じるもの。ファレノプシスの土台があるだけに、本番は更に不気味となる。


レディアルバローザはこの展開、あの位置取りなら1歩抜けても
良かったように思われるが、こんなものなんだろうか。
鞍上も最善の騎乗だったように思うが、このぐらいの距離でルメール→デムーロ
→日本人となると厳しくなるケースがある。


ロジフェローズは十分力を誇示した内容であるが、勢いの程には最後ひと伸び
出来なかったところが気になる材料でもある。


今後の馬券的に一番注目なのは、ニシノモレッタか。
この馬、これぐらいの距離での潜在実力値が優秀だが、存分に発揮されるのは
多分に平坦コースだろう。


テイラーバートンは、見慣れた光景とはいえ不完全燃焼な内容。
さて短距離質に感じられる同馬を短距離を嫌う角居厩舎が今後
どう扱うか興味がある。


ラブミーチャンは自分のレギュラーポジションでまたファンを魅了する。



2頭固定3連複は当然にアウト、リスクヘッジもロジフェローズではどうにもならず。
ただ本命が3着に来てくれたことだけでも感謝である。




【中山牝馬ステークス】


レースの流れは約6馬身程のハイゾーン競馬
結果論ではなく馬券を占めた3頭が揃って今日の馬場をこの時計で走り切るには、
最も都合がいいポジションを取っての好走だった。
道中の位置取りがたまたまでも一緒だった上で、揃って好走した事象は
展開理論においてこれ以上ない貴重な参考材料となる。

そんな意味では、年明け初戦かつ本来この条件への適性は疑問だが、
2番人気のジェルミナルだけが、よく負けたことはまた重要な考察材料。


4番人気とはいえニシノブルームーンの快勝には参ったの一言。
最近の戦績かつ、ここに来ての一気の最高体重では到底中心視には出来なかった。
先に挙げたように、展開に巧く乗ったのが一番の好走要因だろうが、
他もろもろを突き詰めるには少し時間を要しそうな我の理解力である。


過去の中山マイル2戦を考慮すれば当然上位だったが、このローテーションで
これだけ走れるのだからウェディングフジコは凄いの一言。
全てが上手く行ったのだろうがそれも確かな実力があってのもの。


期待したチェレブリタはあの4角を見たら楽に突き抜けるかと思われたが、
イマイチな伸び脚だった。鞍上曰く、坂が堪えたそうだから記憶しておきたい。
そんな条件にはあまり恵まれないが、ハイペースながら全体時計が掛かるレースで
滅法強い母父アンバーシャダイ。


ショウナンラノビアは激流に飲まれたとはいえ、だらしない結果。
もう終わってしまっている可能性もあるが、次走先行争いが激しく
ないようならば、もう一度注目してみたい。少し時計が掛かるような
オープンがお好みか。


2頭固定3連複は当然にアウト、リスクヘッジもリビアーモではどうにもならず。
ただ9番人気の本命が3着に来てくれたことだけでも感謝である。
と、同じことを言ってしまう今週の日曜重賞だった。
土曜日の中京記念は本来好きな条件であるが、全く検討することが
無かったため回顧は控えておきたい。

コメント (2)
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