Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

冬の散歩 神田界隈

2007-12-17 23:16:05 | お出かけ:日本
昨日は風が少々冷たかったけど、よく晴れた気持ちのいい日でしたね
どこかにフラリとお散歩に出かけたい気分になって、
そういえばKazuが 「新しいスキーが欲しい」 と言ってたこともあって、
神田界隈を歩いてみることにしました

秋葉原駅で電車を降りて、相変わらずの電気街の人ごみをしばらく縫って御徒町方向へ歩き、
適当なところで左折すると混雑は徐々になくなってきます
途中小さな公園に こんな 看板がありましたよ

ちょっと道に迷ったけど、街頭の地図に助けられて20分ほどで男坂に到着

男坂とは
「高い所にある社寺に通じる坂道が二つあるとき、勾配の急な方の坂」
のことだそうだ
階段の頂点に立つ説明文を、そのまま転記してみましょう

この坂を明神男坂といいます。明神石坂(いしざか)とも呼ばれます。「神田文化史」には「天保の初年当時神田の町火消し『い』『よ』『は』『萬』の四組が石坂を明神へ献納した」と男坂の由来が記されています。 この坂の脇にあった大銀杏(おおいちょう)は、安房上総(あわかずさ)辺りから江戸へやってくる漁船の目標になったという話や、坂からの眺めが良いため毎年一月と七月の二六日に夜待ち(観月)が行われたことでも有名です

江戸時代はここの足下まで海が迫ってたんですね
今は コンクリートの波しか 見えないけど


男坂の階段を登ると、正面の鳥居を潜らずに本殿の右側から神田明神に入ります
超有名な神社だけど、信仰心の全くないNoriにとってはこれが初めて

神田という地名は、昔 神様に奉納する米をこの辺りで作っていたことに由来するらしく
それ故この神田明神は天候を司る農耕の神であり
それが徐々に変化し、現在は商売繁盛の神社になったそうだ

今はビル郡に飲み込まれそうな神社だけど、昔は水田の中にあったのかな?
そのほうが雰囲気があったでしょうね


それほど広くない境内をぐるりと回って、出るときは正面の鳥居を潜り、御茶ノ水方面に向かうと、
すぐに今日の2番目の目的地 湯島聖堂
Noriは “湯島天神” と混同してたけど、別物でしたね
( 世間知らずだなあ 俺 )
謂れは このようなもの だそうだ

孔子を祭ってあるこの聖堂は、学問にご利益があるそうだ
もっと早く来てれば、Noriの人生は違ったものになってたかもしれないが
・・・後悔 役にたたず・・・ か

これは境内の孔子像


本尊が孔子なだけに、外観に中国の匂いを漂わせている建物ですね
屋根の上からはなにやらオドロオドロしい聖獣が、参拝者を見下ろしてるよ


200円の拝観料を払うと内部に入ることができます
内部はこんな感じ


屋根の上にいた聖獣も、ここで間近に見ることができます

手前が鬼頭(キギントウ) 奥が鬼龍子(キリュウシ)
それぞれの名をクリックすると、素性が現れます

湯島聖堂を出ると、すぐ近くの聖橋を渡ります
写真は湯島聖堂入り口から見た聖橋

この橋は、この先にあるニコライ堂と今日訪れた2つの神社を繋ぐことから名づけられたらしい

最後にニコライ堂の前を通り過ぎ、今日のお散歩は終了


冬の1日、こんな過ごしかたもたまにはいいかもね



その後は神保町に続くスポーツ店街に降りて行き、Kazuは新しいスキーをゲット
気に入った板が見つかって、良かったね
どんな板かは、そのうちお留守番日記に本人が書くかも
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