8月10日(日)
熊本駅から九州新幹線 さくら で出発。
のぞみ に代表されるN700系の進化型という車体は かっこいい。
車内は2列+2列の座席レイアウトで広く、椅子も大きくて快適だ。
僅か50分で鹿児島に到着するが、もっと乗っていたい気分だったな。
鹿児島駅からは150円と安いバスで高速船乗り場まで15分ほど。
昨日までは台風11号の影響で欠航していたが、「条件付き」ながら今日は出航するらしい。
ラッキー!! やっぱ俺って 運がいいわ。
高速船はトッピーとロケットの2種類あるが、今回はロケット。
ちなみにトッピーとは屋久島の方言でトビウオのことらしい。
全席指定の座席につくと、なにやら仰々しい注意書きが。
シートベルト着用、携帯使用禁止、全面禁煙、と 飛行機並だ。
甲板もなく外に出ることはできない。
この船はジェットフォイルで、水中翼で船体を浮かせてジェットエンジンで航行する。
いよいよ出航するときに ググッ と浮く感じを期待してたんだけど、残念ながら分からなかったよ。
エンジン音は船とは思えなく飛行機のようで、80kmの巡航速度を誇る。
台風の余波で海面は荒れ気味だったけど、さほど揺れを感じさせないのは 流石だ。
途中で種子島に寄る便だったが、2時間40分で屋久島着。 速いな。
安房港に着いたが今回の宿は宮之浦と、ちと離れてる。
1時間に1本のバスにうまい具合にに当たり、30分ほど海沿いの景色を楽しんでると、今回の宿 民宿たけすぎ に到着。
たらたらとしてたらもう3時を回ってしまったので、町内を少々散策して本日は終了。
宿の料理はなかなか良かったよ。
「屋久島って どんなところ?」という方のために、下に説明文を張っておきます。
1993年に世界遺産に登録された屋久島は、樹齢7200年といわれる縄文杉をはじめとする屋久杉でも有名な自然遺産の島です。九州最南端の佐多岬から南南西に60キロほどの位置に浮かぶ周囲約130kmのほぼ円形(東西約28Km南北約24Km)の島で、面積は約500平方キロ、日本では7番目に大きな島ですが日本の面積の1000分の1(東京23区ほど)しかありません(車で島一周するとだいたい2時間ぐらい)。その小さな屋久島に、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)をはじめ1000メートルを超す山々が46座もあり(うち1500メートルを超す峰は20座、九州の高峰の上位7位までがこの島に集中しています)、「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
この地形がおりなす気候には、実に亜熱帯から亜寒帯までが含まれ、九州から北海道の気候が一つの島で見られるということになります。そして、島の90%を占める神秘的な森や特異な生態系に1500種、日本の植物種の7割以上の植物種がひしめきあい、さらに固有種(世界で屋久島だけに自生する固有の植物)が*約40種、屋久島を南限とする植物が約140種、北限とする植物が約20種も見られるという特性から「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます