台風一過の気持ち良い晴天。
3連休の中日なのでお出かけは控えたいところだけど、こんな日はやっぱ外に出たくなる。
そこで 「近場で人が少なそうなとこ、ないかな?」 と探して小田原文学館を選んだら、当たりだった。
7台分しかない駐車場に先客は1台もいない。
ここは明治の政治家 田中光顕(みつあき)の別邸だった所らしい。
文学館は白亜の3階建て。
1~2階が展示室だけど写真撮影は禁止されてるので、内容はこのパンフレットで。
小田原に所縁のある文学者が多いことに驚かされたよ。
建物はスペイン風洋館とのことで、窓の金具にも優雅さを感じる。
屋根瓦はスペインから輸入したもの。
3階のルーフバルコニーから当時は海が望めたのかもしれない。
同じ敷地内にある和風家屋は白秋童話館。
北原白秋は15年間小田原に住み、生涯1200編に及ぶ童謡の約半分をこの地で創作したとのこと。
小田原は昔から何か、人を引きつけるものがあるんだろうね。
俺もその「何か」に魅かれて来てしまったのかな?