本日、三ヶ月に一度の定期外科受診にて、愛しの外科医長に逢ってきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
以下、相当長くなるので、元気な人はスルーしてください。
スルーさん達の為に、端的な内容だけ先に記述します。
今日のMRIは若干グレーな結果だったので、12月に再度、造影MRIを実施することになりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
先週土曜日の夜、急な発熱(39度)と悪寒![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
風邪でも無いのに、とにかく凄く苦しんだことを報告すると、
瞬時に、何の迷いもなく
「胆管炎だね」と。
MRIの画像を見て、
「コレとコレのことだなあ、僕は大丈夫と思うけれどなあ」
と言いつつ、超音波でエコーは始める彼でした。
「うーん、やっぱり、大丈夫だと思うよ」
と言いつつ、二ヶ月後に造影MRIを入れる彼でした。
全く頭に無かった病名で、びっくりコンコンだったくちこです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
そして、今度こそ、暴飲暴食、過労に注意しようと心に誓ったということが要約です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
土曜日ね、朝から、体調今ひとつだったのですが、くちこ宅で同窓会の打ち合せ予定があり、
掃除、片付け、大騒ぎ・・・・その後も、夜まで忙しくてほぼ限界でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
そして、発熱、悪寒![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
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オペ直後以来の辛さでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
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サメ氏はうろたえ、ティッシュと言ったら、マグカップを持って現れた程です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
今は、復活していますが、無理はできそうに無いかな。
はい、スルーさんは此所までです!
以下は、くちこの備忘録として、
そして同病者さんへの情報として残しておきます。
先ずは、本日の結果。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/83/f94cf567cd128ee265e1bea2846dfc54.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7d/af3f5232d0fcfefd3ff5698fb5805226.jpg)
ついでに四月の造影CT
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f0/0bd22aa58ddbd22a4b15ab3d3f76a263.jpg)
今日に限って、医長も朝から突然、新患が回されて予定が大狂いらしくて余裕が無さそう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
本当は、「変わりないね」って終わりたいところだったのでしょうが、
先ずは、前回から今回までの三ヶ月の間に激痛の背部痛が二度あったことを報告。
これは、原因不明となった。。。
ちなみに数時間で収まっているので膵炎では無いらしい。。。
で、一昨日の発熱、悪寒を報告。
「急性胆管炎だね」
と、一瞬で確定診断。
PD後にありがちらしい。。。
言っといてよ、それ!
と、思ったけれど、くちこの性格を鑑みると、それも如何なものか、とも![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
で、ちょっと調べて、くちこなりに雑に!まとめてみました。
急性胆管炎
胆管内の結石や、胆管もしくは胆管周囲のがんやリンパ節などにより胆管が閉塞することで起こります。また胆管の出口には、腸管からの逆流を防止する役割をしている乳頭括約筋(にゅうとうかつやくきん)がありますが、手術や内視鏡治療の切開でその機能が失われると胆管に感染を起こしやすくなります。
急性胆管炎
寒気を伴う発熱と黄疸(おうだん)、右上腹部痛が代表的な症状ですが、高齢者などでは症状が出ずに重症化することがあります。重症化すると意識障害や血圧低下を来し死に至ることがあります。
急性胆管炎では、腹部超音波検査で胆管の拡張や胆管結石の有無を調べます。閉塞の原因が結石なのかがんなのかを調べるために、造影CTを行うこともあります。胆管および胆嚢を調べるMRI画像も重要な検査となります。
腹部超音波検査やCT、MRIでも診断がつかない場合でも臨床経過から胆道感染症が疑われる場合には、内視鏡などを用いて直接胆管や胆嚢にチューブを挿入して原因を調べることもあります。
急性胆管炎
軽症の場合には抗生物質による治療を行うこともありますが、中等度以上の場合には感染した胆汁を抜くための治療が必要です。重症の胆管炎では、適切に感染した胆汁を抜かないと死に至ります。
胆汁の排泄方法としては、内視鏡を用いてチューブを挿入する方法(ERCP)、おなかの表面から肝臓内の胆管にチューブを挿入する方法(PTCD)、手術で開腹してチューブを挿入する方法があります。感染が落ち着いてから、胆管炎の原因となった病気(結石、がん)の治療を行います。
胆道感染症(胆嚢炎、胆管炎)に気づいたらどうする
発熱を伴った上腹部痛、黄疸に気づいたら、内科や外科を受診してください。そのまま放置し重症化すると死に至ることがあります。とくに高齢者では重症化しやすいため、注意が必要です。
[予防法]
脂肪分の高い食事を避けること、食べすぎ、飲みすぎをしないよう、消化器をいたわることが第一です。高齢者の胆のう炎・胆管炎は、重症化することも多いため、症状がひどくなくても、早めに受診しましょう。
一般的に,急性胆管炎の予後は急性胆嚢炎と比
べ悪い.急性胆管炎の死亡率は,1980年以前の重
症例(ショック,菌血症,意識障害,腎不全を伴
う)患者を対象にした報告では57~65%と高
く15)16),それ以降は10~28%と報告されてい
る17)~20).死亡原因の多くは多臓器不全であった.
胆管の出口には、腸管からの逆流を防止する役割をしている乳頭括約筋がありますが、手術や内視鏡治療の切開でその機能が失われると胆管に感染を起こしやすくなります。
日常生活の注意は胆石症と同様、暴飲暴食を慎み、過労を避け、規則正しい食生活をすることがたいせつです。
PD術後の遠隔時における合併症として,耐糖能低下,栄養
障害による脂肪肝,胆管炎などがあげられるが,合併
症の発生が即,社会復帰を妨げるとは限らず,何をもっ
てQOLとするかは問題となるところである。
1.術後遠隔時の合併症
術後遠隔時の合併症は,体重減少12例(34.3%),耐
糖能低下10例(28.6%),脂肪肝9例(25.7%)であっ
た。当科の判定基準に従った胆管炎確診例は5例
(14.3%),疑診例は10例(28.6%),非胆管炎症例は20
例(571%)であった。また確診例と疑診例を併せた
胆管炎群の臨床症状は発熱が14例(93%)と最も多く,
腹痛は4例(26.7%)であった。誘因としては
“
長期旅行,深酒,徹夜の魚釣り,畑仕事,大掃除などが挙げられた。
胆管炎の発症時期は術後2か月から9年までにわたり,術後経過の長さと関連はなかった。
PD後の遠隔時における合併症の1つである胆管炎
について,頻度は9.2%から33.3%とさまざまに報告さ
れてるがD~D,自験例では確診例が14.3%にみられた。
しかし,今回のアンケート調査で判明したように,胆
管炎を示唆する原因不明の熱を経験している患者は意
外に多く,拾い上げられた疑診例も含めると42.9%と
従来の報告に比較して多い結果であった。胆管炎の軽
度のものは,患者自身もそれと認識せず保存的治療で
改善していることが多い。
PD後のQOLを考えるとき,術後胆管炎予防の術式の工夫も重要であるが,すでにPDを施行された多くの患者の術後胆管炎によるQOLの低下を防ぐことも忘れてはならない。
そのためには,胆管炎のhigh riskgroupを把握し,不摂生などを避けるべく積極的に生活指導を行うなど,厳重なfo1low upならびに生活管理と早期診断,早期治療を行うことが重要である。
高熱と悪寒にうなされながら、くちこは、自分がまたまた過労を起こしたことを心から後悔、反省した次第です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartbreake.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
医長は、また熱が出た時の為に、抗生物質、胃薬、鎮痛剤を一週間分出してくれました。
はあ。。。
ありがとう。。。。。。
もちろん、救急に行くかどうかは、くちこの判断だよね。
今回は、抗生物質も無しに、一晩で熱が下がったのはラッキーだったのか?
本当に、急性胆管炎だったのか?
神のみぞ知るところです。
実は、行事が目白押しなんです。
来週は友達と温泉。
10/17は、看護学校の同窓会(幹事・ボス)
その翌日から四日間、ハウステンボスと嬉野温泉(船旅友達のS夫妻と・手配はくちこ)
11/1~7は、上京。(娘宅4泊、息子宅2泊)
その翌々日は日帰りバズツアー。
※上京中のオフ会だけは、先ほど中止させて貰いました。
11/24~25は、中学校のプチ同窓会(たった三人ですが、くちこんちでお泊まり)
マズイよなあ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
冷静に身の振り方を考えます。
本日の医療費。
ざっくり、二万三千円。
ああ、人生は苦なり!
いちじくもポポーも免疫力を上げるとのことで食べていますが、
サメ氏は、サメ山から「サルノコシカケ」を採って来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4a/465fdfe5ecd2c352940cf8577982906e.jpg)
これを煎じて飲め、と・・・デカイ・・・
核酸DNA、プロポロス、ドクダミ茶、温泉水・・・
とてもアラカルトに暮らしています。
以上で、報告を終わります。
P.S
オペ後、ずっと悩まされていた、今は、月に一回か二回程度起こる、食後の気分不良、冷や汗、嘔気、腹痛、下痢。
これだったんだなあって、2年半も掛かってやっと思い当たった次第。
http://www.cool-family.com/i/danping.html
ダンピング症候群。
胆嚢や膵臓や十二指腸が無くなったことばかりに気を取られていました。
胃については、亜全胃温存だから気に留めていなかったのですが、幽門部が無くて、言ってみれば、垂れ流し状態・・・
なるほどね、と。
色々と、気づきが遅いのがくちこの特徴です。
急性胆管炎について追加情報です。
一昨年、69歳女性でPD(膵頭十二指腸切除術)をされた方。
オペ後、約一年(弱)で、くちこ同様に、急性胆管炎に。
→二日後に受診して、点滴と抗生物質の投薬。
→それから半年以内に、計4回、急性胆管炎になったそうです。
画像検査、Wバルーンによる内視鏡検査でも、石も胆管の閉塞も無かったそうで、
はやり、細菌感染か、と。
勿論、過労、過食も引き金に。
そして、便通も要とのことです(便秘はNG)
でまた、くちこ同様、次回用に?
先んじて?抗生剤を処方されているそうです(クラビット・合成抗菌薬)
ちなみに、くちこはフロモックス(抗生物質、第三世代セファム系)
今回、疑問に残ったことは、その方の主治医曰く、
「三日位飲んで、熱が下がったら服用をやめても良いよ」とのこと。
菌交代、多剤耐性菌に対する配慮って必要ないのかなあ・・・と。
今度の受診で、くちこが、彼に聞いてみようと思っています。