しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

膵頭十二指腸切除術(PD)オペ後、今日で三年!

2016年04月11日 15時09分44秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

-ああ、三年前の今月今夜

くちこは、七階の病室から飛び降りて死んでしまいたいと思ったのでした

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/73a5c0fb2c4c9c507479a900e3964ce0

 

弱音満載

文句満載

それでも、三年が経ったわけです

 

本日の外科受診。

造影CTも、血液検査も異常無し

バンザーーーーイ

 

  ←転移無しだけではなくて、気にしていた脂肪肝も無くなっていました

 

                           

 

HbA1c 5.2なのも安堵。

膵頭を切除している以上、糖尿病予備軍みたいなものなのでね。

 

では、愛しの外科医長との会話を再現。

くちこ(以下、く)「久さしぶり!先生元気だった?」

医長(以下、い) 「僕は元気だよ、元気だった?って、僕の方が聞きたいよ」

い「とにかく、大丈夫だったよ、転移してない。

  僕も、こう見えて?いつも、結果を見るまで心配なんだよ」

く「良かったあっ!」

 

京都の患者会についての報告をひとしきり。

患者会のパンフレットも一部進呈。

ゴマ位にくちこの顔写真が載っていることも報告。

目を凝らして見ていました。

 

今村先生の発言についてや、他の患者さんの話とか・・・

く「腫瘍マーカーのNSEってさ、NECの指標らしいよ」

い「でも、他に指標が無いからねえ・・・」

 

く「月に一度位、下痢するよ」

い「普通の人でもするよ」

 

く「食後の胃重感って前より軽くなったけれど、未だあるよ」

く「この前、ひどい低血糖症状みたいなのが起こって手足は痺れたし、顔や口の中までしびれ、

      手が震えて、顔面蒼白になったよ。

  過労・ストレス・空腹等が重なると起こる気がする、とにかく、時々低血糖みたいになるよ」

い「PDのオペ後の食べられない人が多いから、僕は幽門部を切除する術式を選んだんだよ。

  今は、幽門部を残す術式でも、切除する術式でもどちらでも良いんだけれどね。

  でも、一気に食べたものが下に流れ込むことがあるからダンピング症候群が起こるんだなあ・・・

  飴とか甘い物を持ち歩くと良いね。

  膵臓を切除しているんだから、インシュリンの過剰分泌ってことは無いしね。」

 

い「とにかくさあ、くちこさんの胃はね、今は真ん中には無いんだよ。

  左側にさ、縦になっているんだ、食べられるように・・・」

く「ほう・・・」

 

く「舌が腫れている気がする」

い「僕は舌は専門じゃ無いからなあ・・・」

 と言いつつ、舌圧子を探し始める。

 で、結構真剣に、くちこの舌の表裏、横を眺めて・・・

い「別に炎症とかは無いよ」

く「だって、歯型が残っているんだもん」

い「・・・」

 

くちこは、京都での勉強会をプリントアウトして持参。

く「肝切除してもさあ、どうせまた転移するんだったらさあ、くちこはもう切除しなくて良いよ」

い「でも、データ的に切除した方が予後が良いことになっているよ」

く「分子標的薬もいろいろ出たしさあ・・・」

い「薬も良いけれどね。」

く「二本立てにする?」

転移もしていなかったのに、真剣に相談する二人って?

 

く「二月の循環器の血液検査で、血糖が198だったよ、食後1.5時間だから高くて当然だけれど、高すぎだよね」

い「そんなことないよ。この位普通だよ、問題無い」

く「ほう・・・」

く「循環器ね、三年間、僧房弁閉鎖症の経過観察をしたけれど、憎悪も無く、心電図にも問題無いってことで、卒業になったよ」

 この件については、敢えて報告しませんでした。

 http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/50e60e4fc6adc79766bd511f2f1a729f         

 

医長、突然遠い目。。。

い「循環器が糖尿病を見ていることが問題なんだなあ・・・

  糖尿病は糖尿病の専門医が診ないとね、でも、うちには居ないし・・・」

くちこ心の声

  糖尿病の人って高確率で循環器疾患を持っているから仕方ないよなあ。。。

  循環器の患者が背中に糖尿病を背負っているんだもん。。。

医長的には、NETに関しても、他科での見落としを懸念している様子。

 

今村先生のこと、伊藤先生のこと、突然ご乱心した教授のゴシップ。

あれこれ四方山話。

い「僕今、スティーブ・ジョブズの伝記、読んでいるんだ」

く「どうして、彼は抗がん剤治療を拒否したの?」

い「未だ、そこまで読み進んでいない。。。

  とにかく、半端なく変わった人だったみたい」

 

く「もう、抗生剤と解熱剤の予備、出さなくて良いよ。あれ以来、胆管炎になっていないから」(結局、一度だけだった)

い「7月は血液検査だけだな、いっつも、何も異常が無いんだよなあ・・・(ちょっと不満?)」

く「またね」

い「うん」

 

あれこれ、知人に出会ったり、お見舞いに立ち寄ったり、

今回も、ほとほと疲れて帰宅したのでした

でも、忘れてしまわない内にと、どうにか此処に記録を残した次第です。

 

春の玄関 

                   

 

サメ花がたまる一方です・・・                サメ氏はご満悦です。

 

                   

 

  ←洗面所です、小さなグラスに。


                      

 

小さなチューリップは、未だ固いつぼみ。

サメ氏がハウステンボスで球根を買ったのだそうです。

 

↓やっこさんから貰ったピンクタンポポも無事咲きました安堵。

 

 

以上で報告を終わります。

 

コメント (50)
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