サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

電動車椅子サッカー交流大会inちば

2018年06月10日 | 電動車椅子サッカー
本日6月10日、千葉県八千代市で開催された電動車椅子サッカー交流大会inちばへ行ってきた。
公式戦ではないが関東のチームが12チーム集結。ディビジョン1は8チームでトーナメント、ディビジョン2は4チームで総当たりのリーグ戦という形で勝敗を競った。いずれも国内ローカルルールである制限速度6kmで行われた。
映像では浴びるほど接していた電動車椅子も生は久しぶり。何だかホームに帰ってきたような感じ。

ディビジョン1の決勝は関東の強豪チーム、横浜クラッカーズとレインボーソルジャーの対戦となった。両チームともに中心選手が引退し過渡期でもある。
試合はクラッカーズがFKを三上、紺野とつないで先制。しかしレインボーが後半同点に追いつく。中盤で紺野が蹴ったボールをレインボー中坪が蹴り返しそのままゴールへ。10kmルールであればGKもボールへ追いつけたかもしれなかった。そして終了間際、クラッカーズはキックインから永岡がレインボーディフェンスの間を抜き、ファーで待ち構えていた石井へ。石井の決勝ゴールでクラッカーズが優勝、石井はMVP。副賞はサッカーボールの形をしたチョコレート。大きさもサッカーボール大。表面だけがチョコになっているようだ。

クラッカーズから枝別れした若手中心(でありつつベテランが支える)横浜レッドスピリッツは健闘したものの勝利することは出来なかった。自力をつけてきている横浜ベイドリームは優勝したクラッカーズと1回戦であたる不運もあり1回戦敗退。クラッカーズにとっても冷や汗の勝利であった。
(他の4チームのことも余力があれば少し書き足します)

リーグ戦で行われたディビジョン2は水戸のポケットファイトFCが優勝。ディビジョン1は全試合観ることが出来たが、2は眺める程度しか出来なかった。

またこの大会は八千代市内の中学高校なども協力しており、中学生たちが出場チームに声援を送っていた。こういう地元の学校やサッカー部を巻き込むやり方はもっとお手本にしても良いかと思う。