サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

電車内のとあるスペース

2010年08月14日 | 映画「アイコンタクト」について
お盆で大きな荷物を抱えて電車に乗る方も多いと思うが、
撮影の時もカメラ・三脚・私物と大荷物を抱えて電車に乗ることが多かった。
なんせお金がないので、たった一人の電車移動が多かったのだ。
通勤時間とぶつかると悲惨の極致だ。周りの人たちからも冷たい視線で見られるし、肉体的にも大変だし。
ラッシュ以外の時間帯も結構大変だ。荷物がどうしても他の乗客の邪魔になってしまうのだ。
人が通るたびに荷物を動かさなくてはならないし。
そんな時、コンパクトに荷物が置ける場所が、座席の横の角のスペースだ。
ところがそのスペースはいち早く埋まってしまうのだ。何で皆あのスペースが好きなんだろう。
頼むから荷物を抱えた俺にスペースを譲ってくれという心の祈りも通じず、毎度毎度スペースにたどりつけない。
贅沢は言わない。座りたいとは言いません。その角のスペースを俺に使わせてくれー、と撮影中何度思ったことか。
カメラ、三脚等、山のような荷物を抱えた奴をみたら是非スペースを譲ってほしい…。