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知覧特攻平和会館                                   知覧

2018年11月15日 | 鹿児島


今回の鹿児島旅行 ここは外せない場所だったのです 

今から73年前、特攻という人類至上類を見ない壮絶な作戦が行われ、
多くの若者が命を落としました。



そのパイロットの殆どが飛行経験も浅く、爆弾を装着して最初で最後の飛行

短い生涯を特攻で終えるに当たり、家族や大切な人に自分の思いを綴った手紙が
知覧特攻平和会館に展示してあります。



母上様お元気ですか?

長い間、本当にありがとうございました。

我が六歳の時より育て下されし母

継母とはいえ世の此の種の母にある如き

不祥事は一度足りとて無く

慈しみ育て下されし母

有難い母 尊い母

俺は幸福であった



ついに最後迄 「お母さんと」と呼ばざりし俺

幾度が思い切って呼ばんとしたが

何と意志薄弱な俺だったろう

母上お許しください

さぞ寂しかったでしょう

今こそ大声で呼ばして頂きます

お母さん お母さん

お母さんと



手紙という名の遺書 語り部の方の話を聞き、胸が苦しくなり
涙を拭わずにはおられません。



当時敵国であったであろう白人のイヤホンガイドを付けた50代ぐらいの女性も
特攻隊の手紙と遺影の前で泣かれてたのが印象的でした。