韓国の新聞を読んでいると、生活苦や孤独に耐えかねて自殺をするという記事をほんとうによく目にします。先月の26日にも、60代の母親と30代の娘さん二人が、部屋代とガス代等にあっててくれと70万ウォンを封筒に残し、自殺したという記事が新聞に載りました。去年一年間で、生活苦や心の病で自殺した人の数は、10,000万人を越えたとも言われています。
2012年の韓国の自殺者数は、14160名、人口10万人当たり33.3名で、経済協力開発機構加盟国中トップだったそうです。母親と娘さんの自殺を報じた記事は、次のように問題点を指摘しています。
「最近は、家族が一緒にこの世を去る場合が急増しています。貧困のせいでしょう。一方では、400兆ウォン以上の金が会社の金庫でねむっており、他方では生活苦のため死んでいく人がいる、それがいまの大韓民国なのです。」
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