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ホンダ 仏山の自動車部品工場でのスト終結

2010-06-08 17:07:45 | 経済指標メモ
韓国に出張していた時の記事だけれど・・・ホンダは、4日、賃上げを要求するストライキで操業が停止している中国・仏山の自動車部品工場で、従業員との間で合意が成立したと発表しました。

今回のストライキの経過は次の通りです(新聞記事より)。

5月17日 仏山にある変速機工場で、53%、月2300元(約3万700円)への賃金引き上げを求めて、労働者がストに突入。この過程で、ストライキのリーダー二人が解雇される。

5月26日 中国国内のホンダの4工場で操業停止となる

5月31日 ホンダは初任給(手当を含む)の場合、現行の1544元(約2万1000円)を24%、366元引き上げる案を提示。1900人の従業員うちの大部分が合意。変速機の生産を一部再開。合意できない労働者はストを継続。

6月4日 従業員は、年収の少なくとも15%引き上げなどの要求に対する経営側の反応を待つためにストライキを停止。会社と協議のすえ合意。


今回のストライキで、ホンダは近くの高校や職業訓練校の卒業生を訓練生として、仏山市の定める最低賃金に満たない額で雇っていた事実も明らかになりました。同市の定める正規従業員の最低賃金は月920元(約1万2300円)。同社によると、同工場の1900人の従業員のうち約3分の1が訓練生で、正規従業員とともにストに参加した訓練生が同社からどの程度の譲歩を勝ち取ったかは、不明とのことです。

17日のストライキから3週間。ストが解決してよかったです。今回のストライキは、中国で働いている人たちのの労働条件を改善していく上で、大きな意味を持っていると思いました。

このように書いたあとで、仏山にあるマフラーなどの部品を生産するホンダの関連工場で、新たなストライキが発生したというニュースがインターネットで配信されています。


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