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中国 新世代台頭 スト続発

2010-06-12 07:35:54 | 経済指標メモ
中国仏山市でのホンダの変速機工場でのストが解決した後も、中国各地でストが続いています。この二三日の新聞記事からひろうと

① ホンダの部品子会社、ホンダロックの広東省中山市にある工場で賃上げを要求するストライキ。
② ホンダの排気系部品を供給するユタカ技研の仏山市工場でスト
③ 西安で工業用ミシンを生産するブラザー工業(名古屋市)の2工場でストライキが発生。2工場の従業員計約900人が賃上げを要求
④ 江西省にある台湾系の運動用品工場で約8000人の労働者が賃上げを求めてストライキ。この工場はワールドカップの公式球を生産している。

今朝の神戸新聞。中国各地で起きているストライキは、権利意識の強い新世代の若者が自発的に組織し、企業や地元政府の側に立つ既存の労働組合と激しく対立しているところに特徴があるという記事が載っています。80年代以降に生まれた若者たち(80後とよばれている)が中心で、インターネットでストライキを呼びかけているとの事。記事では、胡星斗北京理工大教授の次の言葉が紹介されています。

「(ホンダ部品工場のストライキは)中国の低賃金労働時代の終わりを象徴する事件」
「これまで中国では政府が資本家の側に立ち、労働者の搾取を容認してきた。しかし若い世代はこれ以上、沈黙しない。力で抑えても社会矛盾が拡大するだけで、政府はスト権を認める法律を作るべきだ。」




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