今日のCNNのインターネット配信。ホンダの子会社ホンダロックは14日、中国・広東省の工場で、従業員がスト終結後も意図的に作業を遅らせるなど、抵抗が続いていることを明らかにしました。
配信によると、ストの経過は次のとおりです。
① 8日、ホンダロック工場で従業員約1500人)が、賃上げを要求してストライキ。
② 12日、ホンダ側が月額200元の賃上げを提示してストライキはいったん解決。
③ 14日、ホンダロックの広報、「きょうは工場従業員の90%が工場内でペースを落としている」とCNNの取材に答える。
④ 従業員は、月給を1600元に引き上げてほしいと話しているとのこと。現在、基本給の900元、残業代を含めて1200元程度。なお、同市の正規従業員の最低賃金は月920元(約1万2300円)。
最低賃金以下の労働条件を引き上げろというのは、しごくもっともな要求だと思いました。
従業員の言葉は次のとおり。
「われわれの給料は不十分だ。生活費と家賃を払ったら何も残らない」
「これが原因で解雇されても怖くはない。ここには高い賃金を払ってくれる工場がたくさんある」
多国籍企業に低賃金の労働力を提供することで発展してきた経済モデルが、確実に崩壊しつつあります。
配信によると、ストの経過は次のとおりです。
① 8日、ホンダロック工場で従業員約1500人)が、賃上げを要求してストライキ。
② 12日、ホンダ側が月額200元の賃上げを提示してストライキはいったん解決。
③ 14日、ホンダロックの広報、「きょうは工場従業員の90%が工場内でペースを落としている」とCNNの取材に答える。
④ 従業員は、月給を1600元に引き上げてほしいと話しているとのこと。現在、基本給の900元、残業代を含めて1200元程度。なお、同市の正規従業員の最低賃金は月920元(約1万2300円)。
最低賃金以下の労働条件を引き上げろというのは、しごくもっともな要求だと思いました。
従業員の言葉は次のとおり。
「われわれの給料は不十分だ。生活費と家賃を払ったら何も残らない」
「これが原因で解雇されても怖くはない。ここには高い賃金を払ってくれる工場がたくさんある」
多国籍企業に低賃金の労働力を提供することで発展してきた経済モデルが、確実に崩壊しつつあります。
ただ、ストライキのニュースが連日報道されるというそのこと自体が、中国社会の変化を象徴する出来事であると思っています。
どうせ対岸の火事としか捕らえていないのでしょうね。
それから包括的な声明など出るはずがありません。
今回ストが起きているのはホンダやトヨタ本体ではなく子会社です。
ストライキのニュースが連日報道されるのも外資系企業だけでローカル企業のストニュースはほとんど
報道されません。
それは決して労働条件が整っているわけではなくストが許されないだけだと思います。