1日1日感動したことを書きたい

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人生の黄昏時だから、なおそう思います。

09年失業率は5.1% 過去最大1.1ポイント悪化

2010-01-29 22:39:18 | 経済指標メモ
 総務省が29日発表した2009年平均の完全失業率は前年を1.1ポイント上回る5.1%で、雇用情勢の急激な落ち込みを反映し、悪化幅は過去最大となりました。厚生労働省が同日発表した有効求人倍率の09年平均は0.47倍で、1999年の0.48倍を下回り過去最低を記録しました。


    グラフは朝日新聞より

 同時に発表された昨年12月の完全失業率(季節調整値)は前月より0.1ポイント低い5.1%で、2カ月ぶりに改善しました。一方、昨年12月の有効求人倍率(同)は前月より0.01ポイント高い0.46倍でした。


     グラフは日経新聞より

 12月の完全失業者数は317万人で、前年同月より47万人増加。理由別では企業の倒産やリストラなどが同27万人増の104万人、自己都合は1万人減の97万人でした。有効求人倍率では、正社員の有効求人倍率は0.28倍。倒産やリストラで職を奪われた人たちにとって、安定した仕事探しが難しい状況が続いています。

 また、同日発表された09年の消費者物価は、前年比1.3%低下し、過去最大の下落率を記録しました。深刻なデフレに日本経済は直面しています。

 これらの経済指標をみると、09年は、働く者にとってほんとうに厳しい年であったことを実感します。