1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

ルオーとマティス

2008-04-13 12:17:01 | 美術館
今日のNHK教育テレビの「新日曜美術館」は、おもしろかったです。
ルオーとマティス、モローのもとで一緒に絵の勉強をしていたのは知ってたけど、
半世紀にわたって、手紙のやりとりをするほどの親友だったのですね。
まったく対照的な画風を確立した二人が、互いの芸術性を認め合い、
はげまし合っていたというのは、確かに新しい発見でした。

今日は、午前中で一仕事終了。
愛犬そらを、狂犬病の予防注射に連れていって来ました。
ついでにたっぷり散歩。
娘達は、みんな家を出たから、うちに残った唯一の息子です。

さて、昼ご飯食べて、「ロスチャイルド家と最高のワイン」という本を読みます。

「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1893」 \2,154,000
「シャトー・ムートン・ロートシルト 1945」  \3,391,500

すごいなぁ。どんな味するんやろ。
死ぬまでに一口で良いから、飲んでみたい。こんな目標立てたら
一生しなれへんやろね。
まぁ、このブログを読んだ娘達が、お父さんにプレゼントしてくれる日を
楽しみにしています。





エミリー・ウングワレー展

2008-04-13 00:07:41 | 美術館
「エミリー・ウングワレー展」に行ってきました。エミリー・ウングワレーは、
アボリニア人の女性画家で、80歳になってからカンヴァス画を描きはじめたそうです。
点描と、エネルギーに溢れる線と、ピンクやオレンジや青や緑の鮮やかな色彩と。
とても素敵な絵でした。





先週、養老孟司がテレビ「新日曜美術館」で、目に最初に映る像は、点描であると
言ってたけど、エミリー・ウングワレーの絵を見ていると、感覚でとらえた自然の
姿を、ストレートに描いているのだなぁと思いました。
彼女の生涯を通じた絵の主題は、彼女が生きた故郷「アルハルクラ」のすべてのもの
だったそうです。「アルハルクラ」の砂漠や、赤い岩の写真も展示されていたのですが、
オーストラリアの砂漠にすわり、じっと自然を眺めていると、きっと彼女の絵のように、自然は
私たちに迫ってくるのだろうと思いました。