1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

エミリー・ウングワレー展

2008-04-13 00:07:41 | 美術館
「エミリー・ウングワレー展」に行ってきました。エミリー・ウングワレーは、
アボリニア人の女性画家で、80歳になってからカンヴァス画を描きはじめたそうです。
点描と、エネルギーに溢れる線と、ピンクやオレンジや青や緑の鮮やかな色彩と。
とても素敵な絵でした。





先週、養老孟司がテレビ「新日曜美術館」で、目に最初に映る像は、点描であると
言ってたけど、エミリー・ウングワレーの絵を見ていると、感覚でとらえた自然の
姿を、ストレートに描いているのだなぁと思いました。
彼女の生涯を通じた絵の主題は、彼女が生きた故郷「アルハルクラ」のすべてのもの
だったそうです。「アルハルクラ」の砂漠や、赤い岩の写真も展示されていたのですが、
オーストラリアの砂漠にすわり、じっと自然を眺めていると、きっと彼女の絵のように、自然は
私たちに迫ってくるのだろうと思いました。




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2 コメント

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行きたかったです… (HITOMI)
2008-04-13 08:53:36
ここの美術館は職場と同じ町内なので、
いつでも行けると安心してたら…うっかり
今日で終わりなんですね。残念です…

自然観、生活観など彼女を包む全てのものを
感覚として受け取れますね。

オーストラリアで採れる精油
ティートリー、ユーカリにも
彼女のような力強さがあります。

自分が80歳になるときの姿
想像がつきません…
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すごい生命力ですね (kazenotikara)
2008-04-13 11:50:44
80歳をこえて、4000点の絵を描く生命力
って、すごいですよね。
リタイアしたら、ぼくも絵をはじめようかな、
なんて思ってしまいます。

先週、三井ビルにあるジェトロに行きましたよ。
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