1日1日感動したことを書きたい

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人生の黄昏時だから、なおそう思います。

大阪大学交響楽団定期演奏会

2008-01-26 22:59:28 | 日記
今日は、シンフォニーホールで開かれた大阪大学交響楽団の定期演奏会に行ってきました。一年二回の定期演奏会。ここ数年は、皆勤しています。前回の6月の演奏会は、メンバーも替わったばかりで、金管楽器の乱れもあったし、オーケストラの一体感としては、ちょっぴり不満の残る演奏でした。
 しかし、今回の演奏は、七ヶ月のハードな練習の成果だと思うけれど、とてもよかったと思いました。今回のメインは、サンサーンスの交響曲第三番(オルガン付き)でした。アダージョの弦、とても安心して聴けたし、安らかな音が出ていたと思います。第四楽章のクライマックスが終わった後で、大きな拍手を送りました。自分たちでお金を出して、会場を借りて、指揮者の人に来てもらって、一生懸命の演奏を聴かせてくれてた大阪大学交響楽団の皆さんに、感謝です。
 サンサーンスの交響曲第三番というと、パイプオルガンで有名だけれど、シンフォニーホールのパイプオルガンは、天に昇っていくイメージの音がしていました。ドゥオーモの中に入って、クーポラの天井を仰ぎ見たときにように、そしてシスティナ礼拝堂でミケランジェロの天井画を見たときのように、天に昇る音を聞きながら、シンフォニーホールの天井を眺めていました。