かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

石垣島での全一等星撮影完遂!

2019-01-25 09:26:25 | 日記

2019年1月25日、AM6:30前後に白保海岸でも宮良海岸でもなく、我が家のベランダで最後に残っていたわし座の一等星アルタイル(彦星くん)が早暁の東空に認められた。

ささやかではあるが、この1月中に全天21の一等星をいただくという願掛けは実った。本来は、年末年始に、一晩ですべていただく目標であったが、あまりの悪天のため「下方修正」した願いは結ばれた。結願というやつである。

昨日の夕方から、今朝まではおおむね晴れていたようで、あるいは一晩の撮影は可能だったのかもしれないが、十分に満足である。それも我が家のベランダからつっかけと寝間着姿でのややだらしない格好で成就できたのだから。

どなたに御礼すればいいのかしら。いつも天上で見守ってくださる観音様とマリア様、大日如来様、月光菩薩様、十二天様たち、そして星になったすべての今はない生き物たち。(少しおおげさすぎるか・・・)

それはさておいて、日本列島厳寒のみぎり、ここ石垣島に生活していられる因果の糸、けっしておいらの努力でもわがままでもない「何かの縁・えにし」というものに、手を合わせたい。石垣島での生活は、あと2か月を切っている。貴重な1月をいただいた。そして2か月後、おいらは石垣島を離れて、次なる因果の糸を手繰って、どこかの空の下をうろついていることになる。

 

おお、東空にわしのαアルタイルとγ星が見えます!6時29分

夏の大三角が冬の東空に線を描いています

今日は、金星と木星が仲良く並んでいます。さそり座のアンタレスも輝いてくれています。

 

みなみじゅうじ座は、と南方に目を凝らすも、ケンタウルスのαリギル・ケンタウルスとβハダルが輝いているだけでした。おおかみ君は、いつもケンタにやられそうで、かわいそうでもあります。

そして、夜明け。東の大日如来様と、西の月光菩薩様に頭をたれよう。

 

 

 

 

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一気に全開!石垣島の空

2019-01-24 06:11:41 | 日記

昨日、2019年1月23日という日は、朝から晴れて、冷たい空気が心地よく、ベランダに出てみると、東の空に金星と木星が仲良く並び、さそり座のアンタレスも彼らのまばゆさに、見とれているようでもあった。

輝きの順に金星ヴィーナス、木星ジュピター、アンタレス

 

やや、北側が見渡せるので、見上げると、こと座のベガが輝いていたので、レンズを向けると、ややかすかにではあるが、はくちょう座のデネブ(おしり)が映っているではないか。スカイマップで確認すると、午前6時30分過ぎには、すでに、わし座のアルタイルも上がってきてはいるのだが、雲の中。わざわざ、白保に行かなくともベランダからもいただくことができると確信、今朝に望みをつなごう。17日の月あかりが明るく明け方の光と相乗してむつかしいんではあるけれど。

 

 

 

 

 

夕方、職場から帰って、浜に下る。夕闇の南南西に、みなみのうお座のフォーマルハウトとエリダヌス座のアケルナルをいただく。

石垣空港に降りる飛行機が彼らの上に光跡を引く。

 

アケルナルは、大きな河エリダヌスの果て。オリオンのリゲルの近くから、みなみの空に長い川が流れる。

オリオンのベテルギウスとリゲルもいただく。

 

やや北東の、夜空には、冬のダイアモンドが贅沢な光を見せている。

ここで、やっとおうし座のアデルバランをいただく。

 

 

オリオンからアケルナル、フォーマルハウトを魚眼で俯瞰。夕闇がまだ明るく、月はもうすぐ上がってくる。

 

家に帰って、くつろいだ後、再びベランダに午後10時近く。南の空に、りゅうこつ座のカノープスが雲から顔を出してくれた。なんという、幸い。

 

この日だけで、全一等星21のうち、デネブ、フォーマルハウト、アケルナル、リゲル、ベテルギウス、アルデバラン、それからカノープスと1月に残っていた8つのうち7つもの輝き星をいただいた。

17日の立ち待ち月が、朱い出で立ちで、現れる。かぐや姫様、ルナ女神、このはなさくや姫様、マリア様様、観音様、ヴィーナス様、あらゆる天の女神様に御礼をしながら、酒を交わす。

 

残ったのは、わし座のアルタイル君。さあこれから、ベランダに出てみようぜ。1月24日、ただいま午前6時11分。

 

 

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朝、走ろうよ

2019-01-23 04:27:31 | 日記

ウルトラマラソンを卒業しよう、トライアスロンもやめた、フルマラソンもそろそろかな、なんて意識を持ちだしたら、しばらく、日課としていた朝1時間程度のランニング習慣をやめていたことに、改めて気づく。

すくなくとも、この1年間は、大分運動量が減った。代替としての、ウォーキングや山歩きは、年間数回の内地への旅でしか行わなかった。

ならば、腹筋運動や腕立て伏せなど室内での筋力トレーニングでもやってみようと、スマホのアプリなどをダウンロードしてスタートはしたが、1週間と続かなかった。

結果、昨日、ワイドーマラン翌日の癒しを目的に午後の2時間を過ごした宮古島シギラ黄金温泉で我が裸体をつくづく眺めると、お腹がせり出し、わき腹をつまむと数センチの皮下脂肪、「これじゃ100k走れないのはあたりまえやん。」と、あらためてこの世は「因果応報」でがんじがらめになっている、と実感した。

この3月以降、サイクリングによる列島縦断や奥駆から始まる山歩きで自然と皮下脂肪は落ちていくものと楽観はしているが、「強靭なこころとからだの基礎は、朝のランニングから」と言い聞かせ、今日から朝ランを復活させよう。まだ、46.5kの筋肉痛は残っているが、「ゆっくりでもよし、とにかく外に出るべし!」と喝を入れ、朝5時30分、あさチャン夏目三久さんの笑顔に挨拶してからスタートでござんす。

幸い?今朝は晴れ予想であるが、星が出ていない。やることないんで走るべし。




熱帯植物園厩舎の宮古馬くん。彼も、走りたそうにしていました。


 

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100Kウルトラマラソンの終わりの時

2019-01-20 22:42:27 | 日記
9回目の出場になる第29回宮古島ワイドーマラソンは、46.5K地点の狩俣エイドで止めた。制限までは、1時間以上あったが、スピードの衰え具合と水分以外受付ない吐き気もする胃の具合から、とても後50キロ以上続けられないと判断し、早々と撤退を決めた。予定していた富士五湖や高山もエントリーを諦めていたので、今日がカゼネコにとっての100Kウルトラマラソンの終わりの日ということになる。哀しくも切なさもなく、内心、安堵している。

2000年の秋田から始まった、一つの歴史が、節目を迎えたと言っていいだろう。

ウルトラマラソンから、教えていただいた変態的世界観は、これからの旅に大いに役に立つことだろう。
ありがとう、ウルトラマラソン。



伊良部大橋からの朝焼け

池間大橋からの池間島周辺の海

そして、終わりの時
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ムナグロかダイゼンか

2019-01-19 09:17:13 | 日記

今朝は、温かいが、9割近く雲がかかって白保の浜に出かけず。月曜日まで宮古島にわたるので、輝き星8名との再会は、来週以降ということになる。どうなることやら。

きのうは、午後からその宮古島に同行する折り畳み自転車の試走を兼ねて大浜の海岸をサイクリング。小さいわりにきびきびした乗り心地。ロードバイクやマウンテンバイクとちがって、身の丈サイズ感があって「同行二人」の旅ができそうだ。赤いので、パックラフトの「青馬・アオ」にちなんで、「赤馬・アカンマ」と命名。アカンマーは、八重山言葉。サッカー施設の名前にもなっている。

その、大浜海岸で、潮が満ちた時、チドリの仲間たちは、行儀よく波に洗われない岩にたたずんで、潮が引くのを待機というか、足一本で立ちながら半分目をつむっているものもいて、明らかに休息している。潮が引いたら夜でも行動するつもりらしい。ちんちんチドリの歌は、本当らしい。

そのチドリたちであるが、シロチドリはちっこくてわかりやすいのであるが、彼らより少し大きめのムナグロとダイゼンは冬になると全く分かりずらい。同定困難である。ダイゼンのほうが一回り大きいとあるが、幼鳥もおり並んでみないと違いが判らない。図鑑ではムナグロの体がやや長め、初列風切の突出がやや大きいとあるが、冬の彼らはみな丸々と太っていて分からん。

まあ、どっちでもこだわらんことにして、写真を見た「わかる人」に識別してもらいましょう。

体が長いので、ムナグロか

足の赤いのは、京女シギだとわかる。

かわいいね。ダイゼンの子供か。

 

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