今朝の「石丸謙二郎山カフェ」からの情報を総合すると、山の秋は例年より2週間は遅れている。
涸沢の絶頂が10月5日ごろだとすれば、10月20日ごろということか。
決してそんなことはないだろう。仮に、色づきの始まりが2週間遅れた10月1日としても半ばの15日を待たず涸沢の秋は終わっているのだろう。始まりが遅くても終わりもその遅さと同調するとは限らない。山の秋は、足早だ。
今年は、久しぶりに栗駒と裏磐梯の秋を堪能しようと思っているが、問題は色彩の鮮やかさだ。しかし、長く強烈な夏の日差しを受けた木々の葉っぱたちが健康だとは思えないので、今年の秋もあまり期待できない。
しばらくは紅葉のはじまりのメルクマールとまる気温8℃以下の情報を「登山天気アプリ」などで受けて
各地の絶頂期を目標に出かけたい。
昨日、少し涼しくなったので、2週間ぶりに野草園を訪れたが、あのキバナレンゲショウマはいまだ花開かず。あの花にも花を開かされるだけの気温の信号があるのだろうが。あるいはすでに夏の日差しに痛んで開花の力が残っていないのかもしれない。
野草園の主役であるハギたちが、それでもあちこちと開いてきた。それらの花の蜜を求めてセセリチョウ科やシジミチョウ科の小さなチョウたちが楽しそうに舞っていた。
そのほかマツムシソウ、キキョウ、ツリガネニンジンといった美しいうす紫たちがひっそりと咲いていたので、この夏に痛んだオイラの心身も少しは癒癒えた。
2023.9.15野草園図鑑 アトランダムに
マツムシソウにオオチャバネセセリ♀
おなじくマツムシソウとオオチャバネセセリ♂
オオチャバネセセリの表翅♂♀不明
キキョウ
キタキチョウの秋型だと思うが裏翅が無地なのがちょっと気になる。小さなキチョウだ。
ルリシジミ系だと思うが同定不明
痛んだ翅がが痛々しいが、健気に飛んでいた。
センニンソウのにぎやかさ
ダイミョウセセリ♂♀不明
ツバメシジミ♂♀不明
ツリガネニンジンさん
バドミントンの羽のようなヒヨドリジョウゴの可愛らしいお花
実は有毒らしいが、ヒヨドリさんがいただくので、この名前とか。
白萩によりそうルリシジミ♂か
オメメがかわいく好きである。