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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

「岳人」5月号が届いて

2021-04-20 10:47:28 | 日記

若かりしときは、中日新聞東京出版局(だったか)が出版していた山岳雑誌「岳人」の2021.5月号が届いた。「山と渓谷」よりハードな山行記事を中心としていた、どちらかといえば熟達者向きの「岳人」が、若者の「ハード離れ」・「ハードだった若者の高齢化」により売れ行きが減って休刊の危機にあったことから、数年前にモンベルが引き継いだと記憶している。

今はモンベルの準機関誌的雑誌になっていて、一般書店には顔を出していないようだし、紙面に登場するギアやクロージングはモンベル製かモンベル社提携輸入品となっているのが情報誌としては「難点」なのだろうが、往年の雑誌のつくりより薄くて軽く、ギリギリに製造コストを切り詰めているコンパクトな風体ながら、読んでみると他誌のような商品PR誌面が少なく必要な情報がまとまって読め、モンベル社らしい環境に配慮した編集姿勢で、同社の機関誌OUTWARDの山岳版といった風情だ。また、表紙をかざる中村みつをさんのイラストもなかなか味があっていい。このイラストほしさだけで手に取りたくなってくる。

じつは、「岳人」5月号を手にしたのは、すっかりモンベル社の術中にはまってのこと。

流れとしては、

① モンベル会員の更新が迫っていて1300円の年間会費を支払う予定であった。

② 別商品の購入のためモンベルのHPをひらいたら、会員カードを某クレジットカードに切り替えれば

  今回の会費を免除するとのことであった。

③ 年金生活者のオイラは、少しでも出費を抑えようとしているので、クレジットカード切り替えを申し込

  んだ。

④ ものの2週間でクレジットカードが届いたので、ためしに何かモンベルの商品でも買ってみようかなと

  HPを開いた。

⑤ そしたら、「岳人」を年間購入すれば1冊分お得になること、オリジナルトートバックをプレゼントする

  などの記事が目に付いた。あの中村みつをさんの絵も気に入ってしまったので、躊躇なく年間購入を申

  し込んでしまった。(出費を抑えようとしていたんではないのか。)

まあ、月1000円程度の「教養娯楽費」の追加出費は、巣ごもり需要の一環として許容範囲と言い聞かせて、大事にページをめくろう。プレゼントとしてついてきた布製の頑丈なトートバックは「バングラデッシュ製」とあった。布もかの地の綿花からつくられたものか。遠い異国で眼の大きな少女が丁寧にミシンを当てたのだろうか、ミシン目も繊細でしっかりしたつくりで満足した。ちょうどソロ用テントやポールなどキャンプ用具が収まりそうだ。

「岳人」5月号の特集は、「テント泊で山登り」

コロナ禍の明けない今シーズン、遠征は無人小屋も含めて極力山小屋を避けて、テント泊中心に計画しよう。温めていたキタダケソウシーズンの北岳、青春スポットの谷川連峰、そしてライチョウ生存山域訪問へと手帖には次々計画が練られ書きこまれてはいくが・・・・さてどうなるのか。

とりあえず、当地は連休明けまでの県外移動自粛なのだが・・

 

 

     

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