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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

科学の成果を宗教や物語のように聞いて、未来をみつめる

2020-02-03 08:53:06 | 日記

東京工業大学の丸山茂徳先生グループの作成した動画「全地球史アトラス」~地球そして生命の誕生と進化【完成版】を拝見。

一度見ただけでは、理解不能なので、何度も何度も見て理解する必要があるのだろうが、地球が45億年前に誕生し、人類という「意識」をもった生物の一員が長い生物史の中でついこの間誕生したばかりなのだが、今後2100年までの間、人類は地球上での役割をそろそろ終えそうな近未来図も描かれている。

2050年ころまで、いったん人口が爆発的に増えて深刻な食料不足となり、食料難民が増加し、50億人以下に減少する。産業革命以来の化石燃料の猛烈な消費による環境汚染が深刻となる中、人類は「超革新技術」を手に入れ、AIロボットの補助により、やがて月面に宇宙基地を設け、宇宙進出の準備を始める。

やがて、AIロボットは、「自己複製可能」となり、人間の限界を超えて進化する。

人口生命体としての彼らは、異次元空間移動の技術を手に入れ、銀河に進出し、その時点で人類は終焉を迎え、人類代の短いときは終わる。

それから何十億年後、地球から磁場が失われ、大気が宇宙に消えて、あらゆる生命は死滅し、やがて終焉を迎えようと膨張する太陽に飲み込まれ消滅する。

そのような、ストーリー。

人間の限界を超えて進化した人口生命体に良心というものが少しでもあれば、お土産として人類の遺伝子を、どこかのみずみずしくも麗しい惑星に持ち寄ってくれることを祈りたい。

「星に還る」ということは、そういうことだったのか。科学の知見というものも、宗教や物語と同列にやすらぎを与えてくれそうなのである。

日曜日の「きらクラ」で、ソプラノ歌手砂川涼子さんが、竹内まりやさん作詞の「いのちの歌」歌っていましたね。

  いつかは誰でも

  この星にさよならをする時が来るけれど

  命は継がれてゆく ♬

ジーンときたよ。

かけがえのない地球の仲間たち

広瀬川の河畔でジョウビダキ♂くん登場。丸々太って、まもなく北国に帰るのでしょう。

カンムリカイツブリくんと思うんだが、寝てばかりいてよく姿がわかりません。

さて、どの星に還るのだろう。人類たち。

2019年2月2日20時石垣島で撮影したオリオンの三ツ星ベルトの下に美しく輝くⅯ42オリオン座大星雲。1300光年先、わが天の川銀河系内にあり、誕生してから1万年しか経ってない、いまだ誕生中の星雲。いつか、地球と同じ環境の惑星ができて、そこに人類が生き延びているかもしれない。

地球そして生命の誕生と進化【完成版】

丸山茂徳先生並びにHadean Bioscience(冥王代生命学)研究グループ

oka asami さんアップ竹内まりや「いのちの歌」

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