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遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

お彼岸 風の中のお詣り

2024-03-21 06:23:05 | 日々のあれこれ
お彼岸である。
実家も義実家もお骨は全て、一心寺の永代供養。
お彼岸の風の強い一日、お詣りに行く

どんより雲

この日も雨は降ってなかったので着物で出かける。
お正月以来久しぶりに着た薄緑の紬で。この着物やっぱり好きだな。

帯はちりめんの桜模様
ショールは母からもらった赤

一心寺で大阪のおばちゃんに「かっこいいね。」と声を何度も掛けられて素直に嬉しかった。


四天王寺さん


お昼はいつもの京月を予約していたので上握りセット、1490円。
あつあつの赤出汁が美味しかった。

この日は強風で雨もちらほら。帰りにJRが遅延していたりしてお天気荒れ模様。
吹田回りで帰る。

昨日の晩御飯は

蛸、トマト。ほうれん草ソテー。
冷凍してあったクリームスープに鶏肉、ジャガイモ、生クリーム、ペンネを足して、とろけるチーズを掛けグラタンに。

なんだか忙しい春続編

2024-03-20 06:52:42 | 日々のあれこれ
授業で90人近く、3クラス連続で相互鑑賞をやるとへとへとになる。
全ての作品にいいところを見つけてコメントを言う。
やってる最中は生徒の作品に素直に心底感心するのですぐに言葉が出てくる。

でも終わるともうエネルギーを使い果たしてしまいました感がある。
午後から少し1年生の補習。
2時が限界でホウホウの体で職場を出る。

お昼を珍しくカップ麺で済ませたら、途中で糖分が足りない感じになって、お菓子を買って食べる。
私にとっては珍しい。

かえってこたつでぐったり。

こんな高齢のおばあちゃんでも授業が終わると「先生、趣味なんですか?好きな色は?」とかおしゃべりしてくれる生徒もいる。
かつて漫画家になりたかったというと「どんな漫画読んでいるんですか?」と聞かれたから「萩尾望都、大島弓子」と答えると当然、知らない。彼らが解るのはアニメのセーラームーンぐらいまでだ。せいぜい娘の時代である。

夜も疲れてぐっすり寝る。
明け方トイレに起きると夜遅くにラインが入っていた。
次の10時間講師のお誘い。
ありがたい話であるが、もう行かない。
この4か月恵まれた環境で仕事をさせてもらって本当に良かったと思う。
それが無くてこのお誘いがあったら一緒に働いてみたかった人なのでOKしてたと思う。
でもこの4か月で自分の限界を知ったから心残りもない。


昨日の晩御飯は塩鮭。白菜、もやし、しいたけ、糸コン、焼き豆腐の煮物。エンドウ豆の卵とじ。ほうれん草の胡麻和え。

野菜一杯でやっと身体が戻ってきたみたい。



なんだか忙しい春

2024-03-19 06:22:30 | 日々のあれこれ
年度の切り替わりである。
今年の春からまた、完全休業となり、いよいよ仕事から完全に退職。
それと入れかわりのように、自治会の当番で以前勤めて役が回ってくる。
我が家は月々の掃除の時は旦那、役は私と分担がはっきりしている。
掃除のお役目ごめんはありがたいが、責任ある役もしんどいので、どっこいどっこいである。
引継ぎをする日に私は歌舞伎に行っていたので旦那が代わりに出てくれた。

3月後半も職を去る人の送別会、我が家でのランチ会2回とどんどん予定が埋まる。
思えば仕事に復帰したので今年の梅を万博公園に観に行けなかった。
コロナの頃も含めて、ここ4年ほど毎年行っていたのに、、、。

吉野の桜は是非今年も観たい。
さすがに吉野、毎年あの満開の桜の山を観たいと思わせる。
もう少し春爛漫になったら色々出かけたいところもある。

旅行の計画もある。

昨日の晩御飯は久しぶりにパスタが食べたくなって、ペンネのペスカトーレ、海老、イカ、玉ねぎ、しいたけ、アンチョビ。

エンドウ豆、キュウリ、セロリ入りのポテトサラダ。トマト。余ったランプ肉ステーキ。



南座三月花形歌舞伎 桜 ~壱太郎さん復活~

2024-03-18 06:25:11 | 歌舞伎
南座三月花形歌舞伎、桜公演。
雨が降るのは夕方と踏んで着物で出かける。
帯どめにしていたネックレスのトップが無くてなんだか調子が出なかった。

南座前でミナミーナがお出迎え

 

手引き口上は尾上右近さん

なんだか急いでいるみたいで、要するに「女殺油地獄」の上演時間が長かったのだ。

さて「女殺油地獄」は何回も観た狂言
中村隼人さんも確実に上手くなっている。
こなれてきてるというか物にしているというか。
なんだか楽しみ。
手引き口上で右近さんが言っていた「リアルな人間の心情表現と歌舞伎の型とのミックス」だった。
この与兵衛はいつ見てもどうしようもないあかんたれなのである。
近松物の中でも結構サイコパス的な人格障害的な人物。
元雇われていた立場の人が義理の父になり、複雑な家庭環境。
その義理の父が「まるで死んだ旦那様そっくり」と与兵衛の事を言うセリフがあるから、そういう感じの実父だったんだろう。
このあたりが近松の上手いところ。
衝動的な殺人だけれど、そう追い込まれていった過程が上手く描けている脚本だ。

写真はWebからお借りしました。

今回初めて、お吉の壱太郎が芝居らしい芝居が出来たのではないか。
やっとストレスが晴れたと言った感じの演技だった。
微妙なお吉の心の揺れを見事に見せていた。

陰惨な場面で幕切れになる。

この日の幕間弁当

春らしく、麹漬けの鰆、キュウリ、グリーンアスパラ、卵焼き、ソーセージ、エンドウ豆とおかかおにぎり。
着物着て南座でご飯食べれてあー幸せとつくづく思う。

隣の方ももう50年も歌舞伎を観てはるということだった。
関東の役者さんは上方のお芝居は今一つ物足りないとおっしゃっていた。やっぱり鴈治郎か?
私は今月はフレッシュで良かったと思う。

将門は光圀が右近さん
滝夜叉姫の出の演出が違う。
最期も違っていた。幕が閉まり、スッポンから平安時代風の衣装で滝夜叉姫が再度現れ、蝋燭に照らされながら、花道を引き込む。
この日の将門の方が私は見ごたえがあったような気がした。
演出を変えるなど工夫があった。

川端通の出口前のロビーには

観劇の感想を書く桜の花の木

私も書いてきました。

雨が降り出して傘も持ってなかったけれど、阪急までダッシュ。
最寄りの駅から久しぶりにタクシーに乗った。

昨日の晩御飯は

鯛のお刺身、キュウリ、トマト。大あさりのお澄まし。鳥、人参、新玉、糸コン、焼き豆腐の煮物。





親との付き合い方 〜アルコール問題〜

2024-03-17 09:18:18 | 介護
実家へ週一で弟が遅い日に晩御飯を食べに行ってる。
この日のメニューはすき焼き

前日からお肉とか安くなってるものは買っておく。
当日の朝、足りないものを買い足す。

行く時に持って行くのを忘れる。
また実家のそばのスーパーで買う。
という悪循環だが我が家でも使うのでいい。

母は顔色も、よく日誌を見ると血圧も安定している。
「腰が痛いからなんでもいいから作って〜。」と低姿勢。

すき焼きができる。私は本当はお魚かいいとのたまう。
鯛のお刺身や塩鮭を買ってあるのでと伝える。
持参した山形の出羽桜を飲む。
おちょこに2杯目でもうこれでやめとくから。という。
あれー珍しい。

お昼に飲んでないと弱気になるみたい。
飲むほどに気が大きくなりだんだん強気な発言になる。
アルコール飲酒の原則ですね。

弟のすき焼きを仕込んで帰宅。

夜の空気が春の予感を感じさせる。

ラナンキュラスとチューリップ

たまには外食ディナー

2024-03-16 07:40:59 | メリハリ充実年金生活
旦那の趣味は安くて美味しそうなランチの店の情報を探ること。
「ここ一回行ってみよ。」というお店。
石窯和ピザ&お酒 covo
ビルの一階がお酒屋さんで二回が石窯ピザを中心にしたレストラン
実はこの店、私は5~6回行ったことがある。
ランチやちょっとした打ち上げに。久しぶりなので夜行こうということになった。

午後から職場に気になる仕事の確認に行き、以前の職場に後片付けが残っていたので寄った。
みんなすごく喜んでくれて嬉しかった。色々話して考えさせられることが多かった。

日本酒飲み比べ


みかんの食前酒


前菜の盛り合わせ

これが薄味で種類の多く、生ハムなど美味しかった。以前のメニューにはなかった。

締め鯖のカルパッチョ


追加した日本酒

山形のお酒、美味しかった。

和マルゲリータピザ。これでS。他のオリジナルピザなら珍しいピザもあるのだけれどMは二人では大きいと踏んだ。
その通りだった。

これで十分

金曜の晩なのでほぼ満席。
カウンターの席だったけれど落ち着いて食べれた。
よく見れば沢山の本棚によく知ってる本や興味深い本が多数。

一人でゆっくり飲みながら本をながめるのもいいかも、、、。

懐かしのぐりとぐら


晩御飯はほぼ家で食べていたが、たまにはいい物です。






仕事の責任 報酬を得ると言うことは

2024-03-15 07:02:03 | 仕事
授業を三時間
その後、大きな仕事の詰め
一旦出来上がったとおもったけれど、後始末をしているとちょっと整合性がないところが気になった。
色々変えて、再度見直し
「そうか、こうした方がすっきりする。」と返って引っかかっていたところが腑に落ちる
この「腑に落ちる」ということが大事
この仕事にクレームが着いたら私が責任を持って説明をし、場合によっては頭を下げることになる
物事の成り立ちを知っていて、そのことを理解した上でこの場合はこうなったと説明がつかなければならない。

そういうことが「仕事を引き受ける」「報酬をもらう」ということだと思う。
肝据えてかかることにする。
と言う話を一緒に働いてきた同僚と話す。

終わると夕方に近かった。仕事もあと少し、向こうが見えてきた。

昨日の晩御飯は、グリルチキン。焼きピーマン、アスパラガス、トマト、セロリ。豆ごはんが少ししかなかったので付け合わせにパスタ。冷凍したミネストローネがあったので解凍してチーズを加えてオーブンで焼く。

これくらいで十分。

自分の身体に耳を澄ませて

2024-03-14 06:14:43 | 日々のあれこれ
ジェットコースターのように気温が変化する。
仕事も気を使う場面を迎え、ストレスマックスである。
締め切り早い目に職場でデータを入力。
半日いるだけでぐったり疲れる。
休みと歌舞伎でチャージした分、それだけでマイナスになる。
どんだけエネルギー使ってるか。
また爆睡。

一日休んだら細胞が徐々に蘇ってくるような感じがする。
よく高齢者でいつまでも働けますよと言う話は就いている仕事が自分の感じるストレスが少ない、しかも采配を振るうような立場にいる人だけだと思う。それとエネルギーとストレス耐性が強い人。

幸い夜は十分に眠れるのでそれでかなり回復する。
睡眠は最大のアンチエイジングだ。
ヨガにも行けてないので、、、。

ある日の夕食、ネットで見つけたタルトフランベを作ってみる。
一番簡単なドライイーストを使わないレシピ。
捏ねすぎて少し生地が固くなった。
でも簡単にできる。ギリシャヨーグルトを使って。

新玉とベーコンだけ。生地は強力粉、薄力粉半分ずつ。
美味しかった。

昨日の晩御飯はイカが安くなってきたので大きなヤリイカを自分でさばいてお刺身に。

焼きピーマン。セロリ、トマト、クラゲ、ワカメの酢の物。新玉、人参、薄揚げのお味噌汁。
イカが美味しかった。




南座三月花形歌舞伎 松 ~若い人の活躍~

2024-03-13 07:41:42 | 歌舞伎
さて三月は南座の花形歌舞伎


忙しい日々を超えて、休養も取れたので体調すっきり。
当日、お天気もよく和服日和
染め上がってきた付け下げを着るので初めての袋帯の結び方を前日に動画を見ながら練習する。
衿も付け直し、万全の準備。

朝起きてご飯を炊かなければならなかったので早起き。

この日の和服

 
   
帰ってから旦那に撮ってもらいました。
菊の刺繍だし、色から言ってもどちらかと言うと秋に着るとちょうどいいかな?

友達と南座前で待ち合わせ
ロッカーにコートを入れる。


  
序幕の憚りながら手引き口上を中村隼人さんが。南座キャラも出て撮影タイム。

「河庄」

写真はWebよりお借りしました。
尾上右近さんがまるで鴈治郎の口移しのような上方こてこての紙屋治兵衛を演じる。
熱演だった。二月に松竹座で観た時よりかなり上方のつっころばしになっていて感心した。
昔若かりし頃の先代鴈治郎の河庄の治兵衛を「頬かむりの中に日本一の顔」と川柳作家の岸本水府が詠んだようにこの役は鴈治郎の役だ。

写真はWebよりお借りしました。
右近の顏もすっきりとしてやんちゃな感じのやつしのつっころばしにちゃんとなっていた。
なんだか観ているうちに菊之助も彷彿とさせた。調べてみると彼は六代目菊五郎のひ孫、七代目菊五郎に教えを受けているから音羽屋なんだから当たり前か。清元の名取でもある。
壱太郎さんの小春は手堅いが、なんだかやっぱり顔が疲れているように見える。そういう憂いのある遊女の役が続くからなかな。
隼人さんの孫右衛門も達者で結局この芝居は孫右衛門と治兵衛のやり取りに尽きるなと思う。
仁左衛門さんを彷彿とされる演技だった。

写真はWebよりお借りしました。

幕間のお昼
この日のお弁当

鮭のおにぎり海苔付き。後はいつものお弁当と変わらない。
いつものお酒とお茶。

「将門」
これも久しぶりの舞踊劇

古色蒼然とした舞台で花道の出からロウソクの炎を使う。おどろおどろしい雰囲気が出る。
壱太郎の滝夜叉姫と隼人の源光圀。
殺陣が加わり蝦蟇も出て楽しめる舞踊劇になっている。

今回の公演は右近や隼人といった若手を壱太郎がまとめている感じ。
果敢にこてこて上方狂言に挑戦している熱量を感じられた。とてもいい公演だった。
隼人が女殺油地獄を演じるのも楽しみ。

終演は2時過ぎ。これくらいの時間がいいかな?
初めての袋帯ながら疲れない。
お茶を飲みに四条の裏道へ。
目指す店は改装中
探し当てたカフェでおしゃべり

すっきりして疲れも飛ぶ。

昨日の晩御飯は久しぶりに牛肉が食べたくて、旦那は焼肉、私はランプ肉のステーキ、トマト。トースト。

 
付け合わせは炒めほうれん草。玉ねぎ、人参、ジャガイモ、マッシュルーム、うすいエンドウのクリームスープ。春野菜のスープが飲みたかった。予想通りの味にできて満足。


蘇る付け下げ ~着物の丸染め~

2024-03-10 07:45:55 | 着物
年末に丸染めにだした私の昔の付け下げ
二十歳の頃の着物でビビッドなオレンジ色の綸子の地に部分絞りの模様、金箔、金糸の刺繍などなど。
約三か月で戻ってきました。


写真では解りにくいがもっと深い茶です。

週明けに南座に歌舞伎に行くので着て行こうと
私が持っている唯一の袋帯を合わせてみました。

かなりゴージャスな感じになりますが、染め上がった着物を顏に当ててみると案外に似合う。

元はこんな着物

見事に白い絞りの部分は染まって解らない。
金箔も染まっていい感じだし、刺繍の色も私好みの渋い感じになっている。

以前の記事はこちら

成人式の付け下げを丸染めに出してみる - 遊びをせんとや

私の成人式の時に親に「着物を作るか、ヨーロッパに行く旅費を出すかどちらか」と迫られた。大学3回生の頃、友人はヨーロッパに旅していた。誘われたけれど、なんだか気が...

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よく見れば、左の衿にシミが、でもこれも一緒に染まっているので解らない。
白い部分がなくなったので余計に落ち着いた柄に見える。
綸子の生地がすこぶる美しい。
少し改まった席に着ていけるかな?
サイズは当然、ピッタリなので、袖丈の少し長い襦袢も健在。

これで33000円。悪くない買い物だったと思う。

昨日は実家へ行き、スーパーに生きた蟹があったので小ぶりながら買って茹でる。
母は蟹が大好き。